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JP1 Version 12 JP1/Client Process Automation 構築・運用ガイド


3.5 ポート番号

CPA Option for AJS3で使用するポート番号とファイアウォールを通過するための方向について次の表に示します。

表3‒3  使用するポート番号一覧

サービス名

ポート番号

用途

ファイアウォールの通過方向

cpamsgsrv

22260

メッセージ通信サービス用

AJS3連携機能

CPA Option for AJS3(CPA連携用カスタムジョブ)

→ CPA

CPA

→ CPA Option for AJS3

(凡例)

−:該当しない

注※
  • cpamsgsrvは,デフォルトではポート番号22260でservicesファイルに定義されます。このポート番号は,接続先のCPAホストで定義されているcpamsgsrvと一致させる必要があります。なお,インストール時にservicesファイルに,既に22260の設定がある場合は22260の次の番号(22261)から空いている番号で登録します。また,servicesファイルへの登録に失敗する場合もありますので,必ず,接続先のCPAホストで定義されているポート番号と一致していることを確認してください。

  • このポート番号は,ユーザー環境に合わせて任意の番号に変更することもできますが,ほかのプログラムと重複しないようにしてください。

    また,OSには動的に割り当てるポート番号がありますが,この番号も使用しないでください。OSが動的に割り当てる番号は,OSの種別やバージョンによって異なり,製品の初期設定値と重複する可能性もありますので,その場合は重複しないように変更してください。

    OSが動的に割り当てるポート番号についての詳細は,使用しているOSのマニュアルを参照してください。