3.3.2 AJS3連携機能に関するセットアップ
AJS3連携機能を使用するには，CPAとCPA Option for AJS3のそれぞれのホストでセットアップ後，ジョブ実行サービス，およびメッセージ通信サービスを起動しておく必要があります。
- 〈この項の構成〉
(1) CPAホストのセットアップ
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CPAをインストールする。
インストールの方法は，「2.2 インストール」を参照してください。
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JP1/CPAサービスおよびJP1/CPA Messageサービスを起動する。
(2) AJS3 - ManagerおよびAgentホストのセットアップ
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AJS3 - ManagerおよびAgentをセットアップする。
AJS3 - ManagerおよびAgentのセットアップは，マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド」を参照してください。
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CPA Option for AJS3をインストールする。
インストールの方法は，「3.2 インストール」を参照してください。AJS3 - Managerホストだけでジョブを管理・実行する場合は，AJS3 - ManagerホストにCPA Option for AJS3をインストールします。ジョブを実行するホストをAJS3 - Managerホストと分ける場合は，AJS3 - AgentホストにCPA Option for AJS3をインストールします。
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JP1/CPAサービスおよびJP1/CPA Messageサービスを起動する。
(3) AJS3 - Viewホストのセットアップ
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CPA Option for AJS3が提供する次のファイルまたはフォルダを，AJS3 - Viewのホストにコピーしておきます。
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CPA連携用カスタムジョブ定義プログラムとリソースファイル格納フォルダ
【格納場所】
・データパス\addin\forajs\view\cpacustomdef.exe
・データパス\addin\forajs\view\ja-JP\
【コピー先】
AJS3 - Viewホスト上の任意の場所
cpacustomdef.exeとja-JPフォルダは必ず同一階層にコピーしてください。
セキュリティ製品などにより実行ファイルに制限のある環境では，実行可能な場所にコピーしてください。
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【格納場所】
データパス\addin\forajs\view\CUSTOM_PC_CPALINK.gif
【コピー先】
AJS3 - Viewインストールパス\image\custom
注※ AJS3 - View 12-50以降の場合は，標準カスタムジョブのため，コピーは不要です。
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AJS3 - Viewの機能でCPA連携用カスタムジョブを登録します。
CPA連携用カスタムジョブを登録する際のカスタムジョブ登録情報には，次の表に示す値を設定してください。
なお，カスタムジョブの登録手順の詳細については，マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 連携ガイド」を参照してください。
表3‒2 カスタムジョブ登録情報に指定する値 項目
指定値
定義プログラム
手順1.でコピーしておいたCPA連携用カスタムジョブ定義プログラムのファイルパス
実行プログラム
CPA Option for AJS3インストールパス\bin\cpalink.exe（固定）
バージョン
1200（固定）
クラス名
CPALINK（固定）
ジョブ種別
PCジョブ
(4) CPAとの通信設定
(a) ホスト名解決
CPAと通信を行うため，CPA Option for AJS3をセットアップしたサーバで通信先のホスト名が解決できるようにhostsファイルなどを利用してホスト名からIPアドレスが解決できるようにしてください。
(b) ファイアウォールなどの通信許可設定
CPAと通信を行うため，CPA Option for AJS3のホスト，もしくはCPAとのネットワーク経路上の機器に設定されたセキュリティ設定で「3.3.1 (1) メッセージ通信用ポート番号の変更」で設定したポート番号の通信を「送受信」可能なように設定してください。
Windowsファイアウォールの設定はスタートメニュー上に登録されたメニュー「ファイアウォール設定（Enable firewall settings）」またはcpasetfirewallコマンドから設定することが可能です。
CPA Option for AJS3アンインストール時には設定を解除しないため，不要になった際は，同じくスタートメニューの「ファイアウォール設定解除（Disable firewall settings）」またはcpasetfirewallコマンドから設定を解除した後にアンインストールしてください。
なお，「ファイアウォール設定（Enable firewall settings）」および「ファイアウォール設定解除（Disable firewall settings）」には管理者権限が必要です。実行時には管理者として実行してください。
CPAと通信を行うため，それぞれのホストでWindowsファイアウォールが透過できるように設定してください。
- 重要
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CPAをインストールしたホストと，CPA Option for AJS3をインストールしたホストのタイムゾーンを，あらかじめ合わせておく必要があります。
(c) AJS3連携機能をクラスタ環境で運用する場合
CPA Option for AJS3がインストールされている物理ホストのIPアドレス，論理IPアドレスの両方と，CPAがインストールされているホストが通信できるようにしてください。