2.2.1 新規インストールの方法
CPAを新規インストールする手順を次に示します。
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CPAをインストールするホストに,Administrators権限でログインする。
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CPAの媒体をセットする。
日立総合インストーラーの画面が表示されます。
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日立総合インストーラーの指示に従って必要な情報を入力し,インストールする。
インストール時に指定する情報を次に示します。
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ユーザー名※1
CPAを利用する利用者の名前を,50バイト以内で入力します。
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所属※1
会社名や,部署名などを,80バイト以内で入力します。
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インストール先フォルダ※2
CPAをインストールするフォルダを,終端に自動で追加される「\」を含む80バイト以内の絶対パスで指定します。絶対パスは,ローカルディレクトリを指定します。
指定を省略した場合は,次の値を仮定します。
システムドライブ\Program Files (x86)\HITACHI\JP1CPA※3
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データフォルダ※2
CPAのデータを配置するフォルダを,終端に自動で追加される「\」を含む80バイト以内の絶対パスで指定します。絶対パスは,ローカルディレクトリを指定します。
指定を省略した場合は,次の値を仮定します。
システムドライブ\ProgramData\HITACHI\jp1\jp1_default\JP1CPA
注※1 ユーザー名や所属には,次の文字を指定しないでください。
・次に示す文字を除いた記号全般
全角スペース,半角スペース,「(」,「)」,「+」,「-」,「_」
注※2 インストール先フォルダおよびデータフォルダには,次の文字またはパスを指定しないでください。
・次に示す文字を除いた記号全般
半角スペース,「(」,「)」,「+」,「-」,「_」
ただし,半角スぺースは,パスの先頭,末尾,「\」の前後,および2連続以上では指定できません。
・マルチバイト文字
・固定ディスク以外のドライブ,またはUNCパス
注※3 32ビット版のOSの場合は,「Program Files (x86)」を「Program Files」と読み替えてください。
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インストールが終了したら,[完了]ボタンをクリックする。
インストール設定項目のデフォルト値を次の表に示します。
項番 |
項目 |
デフォルト値 |
---|---|---|
1 |
インストール先フォルダ |
|
2 |
データフォルダ |
%ProgramData%\Hitachi\jp1\jp1_default\JP1CPA |
3 |
ジョブ実行サービスのサービス名 |
JP1_CPA |
4 |
ジョブ実行サービスのサービス表示名 |
JP1/CPA |
5 |
ジョブ実行サービスのサービス起動 |
自動 (AUTO) |
6 |
ジョブ実行サービスのログオンアカウント |
ローカルシステムアカウント (「デスクトップとの対話をサービスに許可」はオフ) アカウントを変更すると,ジョブ実行時のローカルシステムアカウントによる制約を回避できますが,「コマンド実行(画面表示)」,「Windows ログオン」のアイテムは実行できなくなります。 |
7 |
メッセージ通信サービスのサービス名 |
JP1_CPA_Message |
8 |
メッセージ通信サービスのサービス表示名 |
JP1/CPA Message |
9 |
メッセージ通信サービスのサービス起動 |
自動 (AUTO) |
10 |
メッセージ通信サービスのログオンアカウント |
ローカルシステムアカウント (「デスクトップとの対話をサービスに許可」はオフ) |
11 |
スタートメニューのプログラムフォルダ名 |
JP1_Client Process Automation |
12 |
スタートメニューのジョブ登録画面を起動するショートカット名 |
ジョブ登録 |
13 |
スタートメニューのファイアウォールを設定するショートカット名 |
ファイアウォール設定 |
14 |
スタートメニューのファイアウォールの設定を解除するショートカット名 |
ファイアウォール設定解除 |