9.5.12 ServiceControl (サービスに制御コマンドを送る)
- 機能
-
サービスに制御コマンドを送ります。
- 形式
ServiceControl ( ServiceInfoName , Control )
- 指定項目
-
- ServiceInfoName
-
サービス情報名を文字列,または値を格納した変数名で指定します。
- Control
-
サービスに送る制御コマンドを指定します。
この値は次のどれかになります。
値
意味
SERVICE_CONTROL_STOP
サービスを停止します。
ServiceStopコマンドと異なり,サービスが開始されていない場合はエラーになります。
SERVICE_CONTROL_PAUSE
サービスを一時停止します。
ServicePauseコマンドと同じ機能です。
SERVICE_CONTROL_CONTINUE
サービスを再開します。
ServiceContinueコマンドと同じ機能です。
- 説明
-
サービス情報に格納されているキーワードNameの値を使って,サービスに制御コマンドを送ります。
制御するサービスのサービス名をあらかじめサービス情報のNameに設定しておく必要があります。
コマンドの実行結果は,_SVC_RTN_予約変数に格納します。コマンドの実行が成功した場合は真(True)を,それ以外の場合は偽(False)を返します。
- 補足
-
管理者権限でスクリプトファイルを実行してください。詳細は,「1.8.2 コマンドの動作」を参照してください。
- 例
' JP1/Script サービスを一時停止する。 ServiceSetValue ( "JSService" ,Name::"JP1_Script" ) ServiceControl ( "JSService" ,SERVICE_CONTROL_PAUSE )
- 対象バージョン
-
JP1/Script 01-00以降