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JP1 Version 12 JP1/Script(Windows(R)用)


8.13.3 Beep (スピーカからビープ音を鳴らす)

機能

指定された時間,スピーカからビープ音を鳴らします。

形式
Beep ( 〔Frequency〕 〔, Time〕 )
指定項目
Frequency

ビープ音の周波数を数値,または値を格納した変数名で指定します。

周波数はヘルツ単位で指定します。指定できる値の範囲は,37から32767までです。

この値は省略できます。省略した場合,440ヘルツを仮定します。

Time

ビープ音の周期を0からの数値,または値を格納した変数名で指定します。

周期はミリ秒単位で指定します。

この値は省略できます。省略した場合,100ミリ秒を仮定します。

説明

スピーカからビープ音を鳴らします。

重要
  • OS,ハードウェア環境によっては,Beepコマンドを実行してビープ音を鳴らすことができません。また,以下のエラーなどが発生する場合もあります。

    0001:ファンクションが間違っています。

    0002:システムは指定されたファイルを見つけることができません。

    0005:アクセスは拒否されました。ファイルの属性又はセキュリティを見直してください。

    1722:RPC サーバーを利用できません

  • Beepコマンドを使用する場合は,実行環境であらかじめ動作確認をした上で使用してください。ビープ音が鳴らない,またはエラーになる場合は,次に示す方法で対処してください。

    (1) IMEventMessageコマンドを実行して,JP1/IMのイベントコンソールにメッセージを表示する。

    (例)IMEventMessage( "エラーが発生しました", Error )

    (2) サービス空間で実行する場合は,Beepコマンドを実行するスクリプトを作成して,NetExecコマンドのログオン空間指定でBeepコマンドを実行するスクリプトを呼び出してください。ただし,ログオン空間の実行環境でBeep音が鳴ることが前提になります。

Beep ( 300 ,200 )
対象バージョン

JP1/Script 01-00以降