8.9.8 IsFileAttributeまたはIsFileAttr (フォルダ/ファイルの属性を調べる)
- 機能
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フォルダ,またはファイルの属性が指定された属性かどうかをチェックし,結果を真(True)か偽(False)で返します。
- 形式
IsFileAttribute ( PathName , Attribute ) IsFileAttr ( PathName , Attribute )
- 指定項目
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- PathName
-
チェックするフォルダ,またはファイルのフルパスを文字列,または値を格納した変数名で指定します。
- Attribute
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チェックする属性を指定します。
この値は次のどれかになります。
値
意味
ATTR_READONLY
読み込み専用ファイル
ATTR_HIDDEN
隠しファイル
ATTR_ARCHIVE
アーカイブファイル
ATTR_SUBDIR
サブディレクトリ
ATTR_SYSTEM
システムファイル
ATTR_TEMPORARY
一時ファイル
ATTR_COMPRESSED (05-20以降)
圧縮ファイル
- 説明
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指定されたフォルダ,またはファイルが指定された属性かどうかをチェックし,結果をコマンドの実行結果として返します。指定された属性の場合は真(True)を,それ以外の場合は偽(False)を返します。
フォルダ,またはファイルの属性を設定するには,SetFileAttributeコマンドを,フォルダ,またはファイルの複数の属性を取得するには,GetFileAttributeコマンドを使用します。
- 補足
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環境変数ProgramFiles(通常はシステムドライブのProgram Filesフォルダ),またはWinDir(通常はシステムドライブのWindowsフォルダ)に設定されているフォルダ,フォルダ下のフォルダ,またはフォルダ下のファイルを指定する場合,注意が必要です。詳細は,「1.8.2 コマンドの動作」を参照してください。
- 例
' ファイルが一時ファイル属性ならば削除する。 Dim file1 file1 = "C:\TEMP\loging.tmp" If IsFileAttribute ( file1 ,ATTR_TEMPORARY ) = True Then DeleteFile ( file1 ) End
- 対象バージョン
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JP1/Script 01-00以降