Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Script(Windows(R)用)


8.5.19 GetFileTime (ファイルの日付と時刻を取得する)

機能

ファイルの日付と時刻を取得します。

JP1/Script 07-50以降では,ラージファイルが使用できます。

形式
GetFileTime ( PathName , 〔DateBuff〕 , 〔TimeBuff〕 〔, Type〕 )
指定項目
PathName

取得するファイルのフルパスを文字列,または値を格納した変数名で指定します。

DateBuff

日付を受け取る変数名を指定します。日付はyyyy/mm/ddの形式で返します。必要がない場合は省略します。

TimeBuff

時刻を受け取る変数名を指定します。時刻はhh:mm:ssの形式で返します。必要がない場合は省略します。

Type

取得するファイル日付の種別を指定します。

この値は次のどちらかになります。

意味

Create

作成日付

Update

更新日付

この値は省略できます。省略した場合,Updateを仮定します。

説明

指定されたファイルの日付と時刻を取得します。コマンドが正常に実行された場合は真(True)を,エラーが発生した場合は偽(False)を,コマンドの実行結果として返します。

補足

環境変数ProgramFiles(通常はシステムドライブのProgram Filesフォルダ),またはWinDir(通常はシステムドライブのWindowsフォルダ)に設定されているフォルダ下のファイルを指定する場合,注意が必要です。詳細は,「1.8.2 コマンドの動作」を参照してください。

Dim  file1 ,file2 ,dateBuff ,timeBuff
file1 = _SCF_+"User.txt"
file2 = _SCF_+"UserBkup.txt"
If  GetFileTime ( file1 ,dateBuff ,timeBuff ,Create ) = True  Then
  SetFileTime ( file2 ,dateBuff ,timeBuff ,Create )
End
対象バージョン

JP1/Script 05-10以降