Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Script(Windows(R)用)


8.5.10 MakeDir (フォルダを作成する)

機能

フォルダを作成します。

形式
MakeDir ( DirPath )
指定項目
DirPath

作成するフォルダパスを文字列,または値を格納した変数名で指定します。

説明

指定されたフォルダを作成します。コマンドが正常に実行された場合は真(True)を,エラーが発生した場合は偽(False)を,コマンドの実行結果として返します。

指定されたフォルダまでのパスが存在しない場合でも,途中のパスを作成してフォルダを作成します。

補足
  • 環境変数ProgramFiles(通常はシステムドライブのProgram Filesフォルダ),またはWinDir(通常はシステムドライブのWindowsフォルダ)に設定されているフォルダ下のフォルダを指定する場合,注意が必要です。詳細は,「1.8.2 コマンドの動作」を参照してください。

  • 作成するフォルダにアクセス権限を設定できます。指定されたフォルダまでのパスがない場合,途中のパスの作成にも適用されます。設定するアクセス権限は,あらかじめ次に示すレジストリキーに設定しておいてください。

〔レジストリキー〕

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Hitachi\JP1/Script\SPTX\Option

〔値名〕

SecurityAttributesSucceed

〔値のデータタイプ〕

REG_DWORD

〔値〕

0:設定しない

1:「上位フォルダのアクセス権を継承する」を設定する。

2:「Everyone:フルコントロール」を設定する。

値が設定されていない場合や上記以外の値が設定された場合は,デフォルトの0を仮定します。

〔設定が有効になるタイミング〕

スクリプトファイルの次回実行時

' Windowsフォルダ下に"HITACHI"フォルダを作成する。
MakeDir ( _WIN_+"HITACHI" )
対象バージョン

JP1/Script 01-00以降