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JP1 Version 12 JP1/Script(Windows(R)用)


8.4.15 GetTimeCount (二つの時刻の経過時間を取得する)

機能

指定された二つの時刻の経過時間を取得します。

形式
GetTimeCount ( StartTime , EndTime 〔, UnitofTime〕 )
指定項目
StartTime

経過時間を求めるときの開始時刻を hh:mm:ss の形式で指定します。

hhに不正な値を指定した場合はエラーになりますが,mmとssに不正な値を指定した場合はエラーになりません。実在する時刻に置き換えます。

例えば,19:00:65(実在しない時刻)を指定した場合,19:01:05(実在する時刻)と置き換えます。

EndTime

経過時間を求めるときの終了時刻を hh:mm:ss の形式で指定します。

mmとssに不正な値を指定した場合は,実在する時刻に置き換えます。

UnitofTime

取得する経過時間の単位を指定します。

この値には,次のどれかを指定します。

意味

HourU

時の単位で取得します。

例えば,開始時刻が9:00:00で,終了時刻が10:00:00である場合は1になり,終了時刻が9:59:59である場合は0になります。

MinuteU

分の単位で取得します。

例えば,開始時刻が9:10:00,終了時刻が9:11:00である場合は1になり,終了時刻が9:10:59である場合は0になります。

SecondU

秒の単位で取得します。

この値は省略できます。省略した場合,SecondUを仮定します。

説明

指定された二つの時刻の経過時間を取得し,コマンドの実行結果として返します。StartTimeで指定され時刻がEndTimeで指定された時刻よりも後の時刻である場合,経過時間は負の値になります。

' 9:10:30から10:09:20までの経過時間を時,分,秒の単位で求める。
Dim  time1 ,time2 ,hBuff ,mBuff ,sBuff
time1 = "9:10:30"
time2 = "10:09:20"
 
' hBuffには0,mBuffには58,sBuffには3530が格納される。
hBuff = GetTimeCount ( time1 ,time2 ,HourU )
mBuff = GetTimeCount ( time1 ,time2 ,MinuteU )
sBuff = GetTimeCount ( time1 ,time2 ,SecondU )
対象バージョン

JP1/Script 05-20以降