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JP1 Version 12 JP1/Script(Windows(R)用)


8.4.10 CalcDate (指定された日付に加算減算を行う)

機能

指定された年数,月数,日数を,指定された日付に足したり,指定された日付から引いたりして求めた日付を返します。

形式
CalcDate ( Date , Calc , 〔Years〕 , 〔Months〕 〔, Days〕 )
指定項目
Date

日付を yyyy/mm/dd の形式で指定します。

yyyyに0〜69の範囲の数値を指定すると,2000〜2069と読み替えられます。

mmに不正な値を指定した場合はエラーになりますが,ddに不正な値を指定した場合はエラーになりません。実在する日付に置き換えて結果を返します。

例えば,1999/12/33(実在しない日付)を指定した場合,2000/01/02(実在する日付)に置き換えます。

Calc

演算方法を指定します。

この値は,次のどれかになります。

意味

Minus

Dateで指定された日付から,YearsMonthsDays で指定された年数,月数,日数を引いた日付を返します。(減算)

Plus

Dateで指定された日付に,YearsMonthsDays で指定された年数,月数,日数を足した日付を返します。(加算)

Years

年数を0以上の数値,または値を格納した変数名で指定します。

この値は省略できます。省略した場合,0を仮定します。

Months

月数を0以上の数値,または値を格納した変数名で指定します。

この値は省略できます。省略した場合,0を仮定します。

Days

日数を0以上の数値,または値を格納した変数名で指定します。

この値は省略できます。省略した場合,0を仮定します。

説明

指定された年数,月数,日数を,指定された日付に足したり,指定された日付から引いたりして求め,yyyy/mm/dd の形式で日付を返します。

求めた日付が存在しない日付になった場合,その日付以降の存在する日付を返します。例えば,求めた日付が1999/02/29(存在しない日付)になった場合,1999/03/01(存在する日付)を返します。

エラーが発生した場合は,長さ0の文字列("")を返します。

' 本日から10日前の日付を表示する。
Dim  result1
result1 = CalcDate ( Date() ,Minus , , ,10 )
MessageBox ( "今日から10日前は"+result1+"です。" )
対象バージョン

JP1/Script 05-20以降