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JP1 Version 12 JP1/Script(Windows(R)用)


8.3.16 AddStr (指定した連結文字で文字列連結を行う)

機能

指定された二つ以上の文字列に対して,指定された連結文字で区切った文字列連結を行い,連結した文字列を返します。

形式
AddStr ( 〔SeparateChar〕 , 〔Option〕 , String1 , String2 〔, String3 , 〕 )
指定項目
SeparateChar

連結文字を文字列,または値を格納した変数名で指定します。

この値は省略できます。省略した場合,連結文字を挿入しません。

Option

オプションを指定します。

この値には次の値を指定できます。

意味

NeedDq

String1〜5で指定された文字列中に連結文字とみなされるコンマ,タブ,スペースを含んでいるときだけ文字列をダブルクォーテーションで囲みます。

AllDq

String1〜5で指定された文字列を無条件にダブルクォーテーションで囲みます。

この値は省略できます。省略した場合,NeedDqを仮定します。

String1〜5

連結する文字列を文字列,または値を格納した変数名で指定します。文字列は最大五つ指定できます。

説明

指定された複数の文字列に対して,指定された連結文字で区切った文字列連結を行い,連結した文字列を返します。連結した文字列の文字数が半角文字で1,024文字を超える場合,1,024文字で切り捨てられます。

' 変数string1には""コード  291" 価格 "3,000""が格納される。
Dim  string1
string1 = AddStr ( " " , ,"コード  291" ,"価格" ,"3,000" )
 
' 変数string2には""コード  291" "価格" "3,000""が格納される。
Dim  string2
string2 = AddStr ( " " ,AllDq ,"コード  291" ,"価格" ,"3,000" )
対象バージョン

JP1/Script 05-00以降