2.1.6 JP1/Scriptのアップグレードインストール
アップグレードインストールでは,すでにインストールされているJP1/Scriptより上位のバージョンのJP1/Scriptをインストールします。すでにインストールされているJP1/Scriptのインストール先のフォルダおよび設定情報は,アップグレードインストール後も引き継がれます。
- 重要
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10-00より前のバージョンからアップグレードインストールする場合,動作環境情報や管理ファイルをバックアップしてください。アップグレードインストールでは,すでにインストールされているJP1/Scriptをアンインストールします。アンインストール中にエラーが発生すると,JP1/Scriptの動作環境情報や管理ファイルが削除されたままの状態になるおそれがあります。アンインストール中にエラーが発生した場合は,アップグレード前のバージョンのJP1/Scriptを再インストールしたあと,再度アップグレードインストールをしてください。
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08-00より前のバージョンからのアップグレードインストールはできません。古いバージョンのJP1/Scriptをいったんアンインストールしてから,新しいバージョンのJP1/Scriptを新規インストールしてください。
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JP1/Scriptのアップグレードインストールの手順を次に示します。
操作
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JP1/Scriptの管理ファイルの出力先を共有ディスク上のフォルダに変更している場合は,共有ディスクをオンラインにする。
共有ディスクがオフラインの状態でインストールすると,自動起動の設定が無効になるおそれがあります。
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管理者権限でログオンする。
管理者権限でログオンしていない場合は,正常にインストールできません。
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実行中のJP1/Scriptのプログラムをすべて終了する。
すべて終了していない場合は,正常にインストールできません。
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JP1/Scriptのインストール媒体をセットする。
JP1/Scriptインストールダイアログが表示されます。
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アップグレードするプログラムを確認して[次へ]ボタンをクリックする。
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[インストール]ボタンをクリックする。
インストールが開始され,インストールの進行状態を示すダイアログが表示されます。
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インストールの完了ダイアログに対して,[完了]ボタンをクリックする。
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コンピュータを再起動する。
- リモートインストールについて
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JP1/Scriptは,JP1/NETM/DM,JP1/IT Desktop Management 2,およびJob Management Partner 1/Software Distributionのリモートインストールに対応しています。
操作・運用方法については,JP1/NETM/DM,JP1/IT Desktop Management 2,またはJob Management Partner 1/Software Distributionのマニュアルを参照してください。