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JP1 Version 12 JP1/Script(Windows(R)用)


1.3 JP1/Scriptを構成するプログラムの種類

JP1/Scriptは,表1-1に示すプログラムによって構成されています。各プログラムの関連性については,「1.2 JP1/Scriptの全体構成」を参照してください。

表1‒1 JP1/Scriptのプログラム

プログラムの種類

アイコン

プログラム名

概要

プロセス監視の必要性

マネージャ

[図データ]

SPTM.exe

JP1/Scriptで作成したスクリプトや実行環境を管理するマネージャです。

×

スクリプト実行制御

Sptxe.exe

スクリプトファイル(.SPT)を解析して実行します。

×

NetExecコマンド実行制御

SPTXNetx.exe

NextExecコマンド実行時の接続先コンピュータとの通信処理を行います。

×

Scriptランチャ

[図データ]

Spthlnch.exe

自動起動情報に登録されたスクリプトファイルのログオン空間での起動および終了の制御や,NetExecコマンドのログオン空間での要求を制御します。

Scriptランチャサービス

SPTHLHSV.exe

NetExecコマンドのログオン空間での要求を制御します。

JP1/Scriptサービス

SPTHSV.exe,

SPTTMS.exe

自動起動情報に登録されたスクリプトファイルのサービス空間での起動および終了の制御や,NetExecコマンドのサービス空間での要求を制御します。

トレースビューア

[図データ]

SPTTM.exe

トレースファイルの状態,および内容を表示します。

×

簡易入力

[図データ]

Sptke.exe

コマンドやステートメントの入力作業を簡略化できる機能です。この機能を使うことで,コマンドの知識がなくても入力できます。記述したコマンドやステートメントの内容は,クリップボードやエディタに貼り付けられます。

×

エディタ

[図データ]

SPTIEdit.exe

JP1/Script専用のエディタで,スクリプトファイルの作成,編集,保存に必要な機能を備えています。

×

メニューエディタ

[図データ]

SPTNEdit.exe

作成したスクリプトファイルのメニューフォーム(画面)を作成したり編集したりする機能を備えています。

×

プロセスビューア

[図データ]

SPTHView.exe

実行中のスクリプトプロセスを一覧表示したり,プロセスを監視・制御したりする機能を備えています。

×

実行環境ファイルコンバータ

SPTUspv.exe

実行環境ファイル(拡張子SPV)と

実行環境構文ファイル(拡張子SPU)を

相互変換できます。

×

(凡例)

−:該当するアイコンはありません。

○:監視する必要があります。

×:監視する必要はありません。

JP1/SSOなどの稼働監視プログラムでJP1/Scriptのプロセスを監視する場合に必要であるプロセスについて記載しています。プロセス監視については,「2.6 稼働監視プログラムでのJP1/Scriptの監視」を参照してください。