18.4.3 ダンプファイルを採取する
-
メモリーダンプの出力設定
-
コントロールパネルの[システム]をクリックする。
[システム]ダイアログボックスが表示されます。
-
[システムの詳細設定]をクリックする。
[システムのプロパティ]ダイアログボックスが表示されます。
-
[詳細設定]タブの[起動と回復]の[設定]ボタンをクリックする。
[起動と回復]ダイアログボックスが表示されます。
-
[デバッグ情報の書き込み]で,[完全メモリ ダンプ]を選択し,[ダンプ ファイル]に出力先のファイルを指定する。
搭載しているメモリーのサイズによっては[完全メモリ ダンプ]が表示されないことがあります。
その場合は[カーネル メモリ ダンプ]を選択してください。
- 注意事項
-
メモリーダンプのサイズは,実メモリーのサイズによって異なります。搭載している物理メモリーが大きいと,メモリーダンプのサイズも大きくなります。メモリーダンプを採取できるだけのディスク領域を確保してください。詳細については,Microsoftのドキュメントを参照してください。
-
-
クラッシュダンプの出力設定
クラッシュダンプを出力するためには,Windowsのレジストリー情報を設定する必要があります。詳細な設定方法については,MicrosoftのWindows Error Reporting(WER)関連のサポート技術情報を参照してください。設定する際には,完全なダンプ情報を出力するように設定してください。
- 注意事項
-
クラッシュダンプはJP1だけでなく,ほかのアプリケーションプログラムがクラッシュした場合でも出力されます。また,クラッシュダンプが出力されると,その分ディスク容量が圧迫されます。
クラッシュダンプが出力されるように設定する場合は,十分なディスク領域を確保しておいてください。
-
問題レポート
-
コントロールパネルの[アクション センター]をクリックする。
[アクション センター]ダイアログボックスが表示されます。
-
[メンテナンス]をクリックする。
メンテナンスメニューが表示されます。
-
[問題レポートの解決策を確認]から,[信頼性履歴の表示]をクリックする。
[信頼性モニター]ダイアログボックスが表示されます。
-
[問題レポートをすべて表示]をクリックする。
[問題レポート]ダイアログボックスが表示されます。
-
該当する問題をダブルクリックする。
問題レポートの詳細が表示されます。
-
[クリップボードにコピー]を選択する。
-
テキストエディターなどにコピーし,保存する。
保存した問題レポートを,障害調査用の資料として利用してください。
-