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JP1 Version 12 JP1/Power Monitor


jaomshows(UNIX限定)

〈このページの構成〉

形式

jaomshows[-n 日数

機能

jaomshowsコマンドは,運転スケジュール定義ファイルに設定した内容を,コマンドの実行日から指定した日数の分だけ標準出力ファイルに出力するコマンドです。運転スケジュール定義ファイルに誤りがあった場合,標準エラー出力ファイルにエラー情報を出力します。JP1/Power Monitorデーモンの起動中に,jaomchangコマンドで,運転スケジュール定義ファイルの設定内容が変更された場合も,このコマンドの出力結果に反映されます。

実行権限

なし

格納先ディレクトリ

/usr/bin/jp1_aom/

引数

-n 日数

コマンドの実行日から何日分の情報を出力するかを日数で指定します。

1から366(単位:日)までの数値で指定します。指定を省略すると,7が指定されたものとみなします。

注意事項

戻り値

0(正常終了)

コマンドが正しく実行されました。

0以外

エラーが発生しました。

使用例

コマンド実行日から,実行日を含めて4日分の運転スケジュール定義ファイルの内容を,標準出力ファイルに出力します。

jaomshows -n 4

出力例

運転スケジュール定義ファイル「/usr/schedule.file」の設定例と,そのファイルの内容をjaomshowsコマンドで出力した結果を次に示します。

運転スケジュール定義ファイル「/usr/schedule.file」の設定例

[図データ]

次の出力結果の例は,2000年7月28日午前10時にjaomshowsコマンドを実行した出力結果です。この日はjaomchangコマンドで次のように運転時刻を変更したため,「現運転情報」の時刻が異なっています。

  • 制限終了開始時刻

    2000年7月28日午後7時30分→取り消し

  • 強制終了開始時刻

    2000年7月28日午後8時→2000年7月28日午後9時

次に,出力結果を示します。

jaomshows -n 4の出力結果

[図データ]

「現運転情報」には,現在の運転時刻情報が表示され,「運転スケジュール情報」には,コマンド実行日から指定日数分のスケジュール定義情報が表示されます。この例では,4日分の運転スケジュール定義ファイルの内容が表示されています。

運転スケジュール定義ファイルに日次構成定義ファイルの指定がない場合,「構成定義ファイル」は空欄になります。時刻の指定がない場合は,「*」が表示されます。