14.2.2　JP1/AJS3情報定義ファイル

クラスタシステムを利用しているJP1/AJS3と連携する場合に，論理ホスト名を指定するJP1/AJS3情報定義ファイルについて説明します。

ジョブ（ジョブネット）の実行が論理ホストに移行した場合，ここで指定した論理ホストで実行しているジョブ（ジョブネット）の終了を待って，ホストをシャットダウンします。

クラスタシステムを利用しない場合，このファイルを設定する必要はありません。

JP1/AJS3情報定義ファイルに定義された内容は，JP1/Power Monitorデーモンの起動時に有効になります。なお，jaomajs2statusコマンドとjaomajs2stopコマンドについては，次回のコマンド実行時から有効になります。

〈この項の構成〉

(1)　パラメーターの指定形式

JP1/AJS3情報定義ファイルのパラメーターの指定形式を次に示します。

パラメーター名△₁パラメーターの値

（凡例）

JP1/AJS3情報定義ファイルで指定するパラメーターの内容について説明します。

ajs_host_name 論理ホスト名

論理ホスト名を指定します。

複数の論理ホスト名を指定する場合，「，」で区切って指定します。

一つのホスト名は，255バイトまでで指定します。パラメーター全体では，1行で500バイトまで指定できます。

JP1/AJS3情報定義ファイルの指定例を次に示します。

[図データ]