6.1.1 メッセージの出力形式
JP1/AJS3 for EAPが出力するメッセージの形式は,WindowsとLinuxで共通です。メッセージは,メッセージIDとそれに続くメッセージテキストで構成されます。
JP1/AJS3 for EAPが出力するメッセージの形式を次に示します。
KAJMnnnn-Z メッセージテキスト
メッセージIDの構成を次に示します。
- KAJM
-
JP1/AJS3 for EAPのメッセージであることを示しています。
- nnnn
-
メッセージ番号を示しています。メッセージ番号は,次の規則に従って付けられています。
-
0nnn
JP1/AJS3 for EAPに共通のメッセージであることを示しています。
-
1nnn
ジョブ制御機能に関連するメッセージであることを示しています。
-
2nnn
インフォパッケージまたはプロセスチェーン制御機能に関連するメッセージであることを示しています。
なお,「0nnn」,「1nnn」および「2nnn」の"nnn"が600〜699の場合,共通のコマンドに関連するメッセージであることを示しています。
700〜799の場合,インストーラーに関連するメッセージであることを示しています。
800〜899の場合,R/3システムまたはSAP BWシステムに関連するメッセージであることを示しています。
"nnn"が900〜999の場合,JP1/AJS3 for EAPに関連するメッセージ(環境設定誤り,システムエラー,強制終了)であることを示しています。
-
- Z
-
メッセージの種類を示しています。
E:エラー。処理は中断されます。
W:警告。メッセージ出力後,処理は続行されます。
I:通知。ユーザーに情報を知らせます。
メッセージに使用できる言語種別は,OSごとに異なります。メッセージに使用できる言語種別については,「2. インストールとセットアップ」を参照してください。