10.5.2 ダンプファイルの採取方法
メモリーダンプ,およびクラッシュダンプに相当する情報※を採取する方法について説明します。
- 注※
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クラッシュダンプは資料採取ツールでは採取できません。そのため,クラッシュダンプに相当する情報として,次の情報を採取してください。
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ユーザーダンプ
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問題レポート
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(1) メモリーダンプの採取方法
WindowsでSTOPエラーが発生すると,メモリーダンプが出力されます。このダンプファイルを採取してください。ただし,トラブル発生時にメモリーダンプが出力されるには設定が必要です。出力設定については,「10.5.1(1) メモリーダンプの出力設定」を参照してください。設定することによって,指定したパスにメモリーダンプが出力されます。
(2) ユーザーダンプの採取方法
ユーザーダンプを採取するJP1/AJS3 - Print Optionのプロセスがアプリケーションエラーで停止した場合は,エラーダイアログボックスが表示されている状態で次の操作を行ってください。
- 注意事項
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エラーダイアログボックスを消すとダンプを正しく取得できないため,ユーザーダンプを採取できなくなります。ダンプの取得前に誤ってエラーダイアログボックスを消した([OK]ボタンをクリックするなど)場合は,現象を再現させてエラーダイアログボックスが表示されている状態で操作してください。
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タスクマネージャを起動する。
タスクマネージャは次のどちらかの手順で起動できます。
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タスクバーの空いている場所を右クリックして[タスクマネージャ]を選択する。
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[CTRL]+[SHIFT]+[ESC]キーを押してタスクマネージャを起動する。
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[タスクマネージャ]ダイアログボックスの[プロセス]タブをクリックする。
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アプリケーションエラーで停止したJP1/AJS3 - Print Optionのプロセス名を右クリックし,[ダンプファイルの作成]を選択する。
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ユーザーダンプの出力先パスを示すダイアログボックスが表示されるので,そこから採取する。
(3) 問題レポートの採取方法
ホスト上の問題点を検出し,それぞれの問題に対する解決策を調査できます。JP1/AJS3 - Print Optionのプロセスがアプリケーションエラーで停止した場合,次の手順で問題レポートを採取してください。
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Windowsの[ファイル名を指定して実行]でテキストボックスに「wercon」を入力し,[OK]ボタンをクリックする。
[問題のレポートと解決策]ダイアログボックスが表示されます。
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左側の領域で,[問題の履歴の表示]をクリックする。
問題の履歴が一覧で表示されます。
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該当する問題をダブルクリックする。
問題レポートの詳細が表示されます。
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[クリップボードにコピー]を選択する。
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テキストエディターなどにコピーし,保存する。
テキストファイルに保存した問題レポートを,障害調査用の資料として利用してください。