jprajsmkkey(Windows)
形式
jprajsmkkey {-U ログインユーザー名 [-P パスワード] -H JP1/AJS3 - Managerのホスト名 { -a | -u | -d } | -l }
説明
JP1/AJS3 - Managerの認証情報を暗号化して認証情報ファイルに登録します。
また,認証情報ファイルに登録した認証情報の参照,更新または削除ができます。
登録した認証情報はjprwebcollectコマンドの実行時に使用されます。
- <指定例>
-
-
ログインユーザー名:jp1admin,パスワード:jp1admin,JP1/AJS3 - Managerのホスト名:host001を指定し,認証情報ファイルに登録する場合
jprajsmkkey -U jp1admin -P jp1admin -H host001 -a
-
ログインユーザー名:jp1admin,JP1/AJS3 - Managerのホスト名:host001を指定し,パスワードをコンソールから入力して,認証情報ファイルに登録する場合
jprajsmkkey -U jp1admin -H host001 -a Enter Password : Re-Enter Password :
-
ログインユーザー名:jp1admin,パスワード:jp1admin01,JP1/AJS3 - Managerのホスト名:host001を指定し,認証情報ファイルを更新する場合
jprajsmkkey -U jp1admin -P jp1admin01 -H host001 -u
-
ログインユーザー名:jp1admin,JP1/AJS3 - Managerのホスト名:host001を指定し,認証情報ファイルから削除する場合
jprajsmkkey -U jp1admin -H host001 -d
-
認証情報ファイルに登録されているユーザー一覧を出力する場合
jprajsmkkey -l
-
格納先ディレクトリ
(Install Path)
引数
- -U ログインユーザー名
-
接続先のJP1/AJS3 - ManagerにログインするJP1ユーザー名を1〜31バイトで指定します。JP1ユーザー名についてはJP1/Baseのマニュアルを参照してください。
このオプションと同時に-lオプションは指定できません。
- -P パスワード
-
ログインするJP1ユーザーのパスワードを6〜32バイトで指定します。JP1ユーザーのパスワードについてはJP1/Baseのマニュアルを参照してください。
-aオプションおよび-uオプションを指定した時にパスワードの入力を省略した場合は,コマンドプロンプトで2回同じパスワードを入力する必要があります。パスワードは表示されないので,誤って入力しないようにしてください。1回目と2回目で異なるパスワードを入力した場合はエラーとなるので,コマンドを再実行してください。
このオプションと同時に-lオプションは指定できません。
このオプションと同時に-dオプションを指定した場合は,指定した値は無視されます。
- -H JP1/AJS3 - Managerのホスト名
-
接続先のJP1/AJS3 - Managerのホスト名またはIPアドレスを1〜255バイトで指定します。
このオプションと同時に-lオプションは指定できません。
- -a
-
指定したJP1ユーザー名,パスワード,およびJP1/AJS3 - Managerのホスト名を暗号化して認証情報ファイルに登録します。
指定したJP1ユーザー名とJP1/AJS3 - Managerのホスト名の組み合わせがすでに存在する場合はKAVR4104-Eエラーになります。-uオプションで更新してください。
このオプションと同時に-uオプション,-dオプション,または-lオプションは指定できません。
-uオプション,-dオプション,または-lオプションの指定がない場合は,-aオプションが指定されたと仮定します。
- -u
-
指定したJP1ユーザー名,パスワード,およびJP1/AJS3 - Managerのホスト名で認証情報ファイルを更新します。
指定したJP1ユーザー名とJP1/AJS3 - Managerのホスト名の組み合わせがすでに存在する場合,パスワードを上書きします。存在しない場合はKAVR4108-Eエラーになります。-aオプションで登録してください。
このオプションと同時に-aオプション,-dオプション,または-lオプションは指定できません。
- -d
-
指定したJP1ユーザー名,JP1/AJS3 - Managerのホスト名の組み合わせを認証情報ファイルから削除します。パスワードの指定は不要です。
指定したJP1ユーザー名とJP1/AJS3-Managerのホスト名の組み合わせが存在しない場合はKAVR4108-Eエラーになります。
このオプションと同時に-aオプション,-uオプション,または-lオプションは指定できません。
- -l
-
JP1/AJS3 - Managerのホスト名とログインユーザー一覧を標準出力に出力します。
- <出力情報>
-
JP1/AJS3 - Managerのホスト名とログインユーザー名を出力します。パスワードは出力しません。
[JP1/AJS3 - Managerのホスト名1] ログインユーザー名1 [JP1/AJS3 - Managerのホスト名2] ログインユーザー名2 :
複数登録されている場合は,すべて出力されます。
JP1/AJS3 - Managerのホスト名とログインユーザーが登録されていない場合に実行するとKAVR4109-Eエラーになります。
このオプションと同時に-Uオプション,Pオプション,-Hオプション,-aオプション,-uオプション,または-dオプションは指定できません。
- <出力例>
[mgrhost1] jp1admin [mgrhost100] jp1admin [localhost] jp1admin
- 戻り値
-
0
正常終了
10
異常終了(引数指定エラー)
20
異常終了(実行時エラー)
- 注意事項
-
-
jprajsmkkeyコマンドではログインユーザー名およびパスワードの内容チェックは実施されません。jprwebcollectコマンドの実行時に認証されます。
-
ログインユーザー名,パスワード,およびJP1/AJS3 - Managerのホスト名の指定に誤りがあると,jprwebcollectコマンドの実行時に認証エラーになります。ログインユーザーとパスワードの設定についてはJP1/Baseのマニュアルを参照してください。JP1/AJS3 - Managerのホスト名の設定についてはJP1/AJS3のマニュアルを参照してください。
-
JP1/AJS3 - Print Optionをインストールしたマシンを複数のユーザーで使用する場合は,複数ユーザー運用を有効にして,各ユーザーで認証情報を登録してください。
-