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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 - Print Option


6.9 ジョブネットフロー書式定義

ジョブネットの定義内容をフロー形式で出力する時に使用する書式をユニット種別単位に定義できます。ジョブネットフロー出力では,ユニット名+書式で指定した項目を表の形式で出力します。表の形式は,1列と2列のどちらかを選択できます。デフォルトは1列です。

表の形式が1列の場合の出力形式の例を次に示します。

図6‒36 ジョブネットフロー出力例1

[図データ]

ジョブネットフロー出力では,ユニット種別ごとに出力項目を定義できます。項目数は最大20個まで選択できます。

出力結果の形式は,ユニット種別ごとに定義してある項目数の最大値で固定されます。

出力項目が未定義の部分(次に示す例では下3段が相当します)は,「-(半角ハイフン)」となります。

  1. ユニット種別ジョブネットに項目を五つ設定してある。

  2. ユニット種別UNIX/PCジョブで三つの項目を設定してある。

  3. ジョブネットフローを出力する。

この例の場合,項目数の最大値は5となります。ジョブネットの出力形式を次に示します。

図6‒37 ジョブネットフロー出力例2(ジョブネットの場合)

[図データ]

UNIX/PCジョブの場合,設定した項目は三つですが,項目数の最大値に合わせてセルの数が五つになります。UNIX/PCジョブの出力形式を次に示します。

図6‒38 ジョブネットフロー出力例3(UNIX/PCジョブの場合)

[図データ]

出力項目が未定義の部分(前に示した例では下から3段目が相当します)は,「-(半角ハイフン)」となります。書式で指定した項目以外の二つのセル(前に示した例では下2段が相当します)は「空白」となります。

表の形式が2列の場合は,出力方向を選択できます。出力方向は,縦方向と横方向のどちらかを選択できます。デフォルトは縦方向です。

[図データ]

表の形式が2列の場合の出力形式の例を次に示します。

ジョブネットフローの書式を定義する操作方法を説明します。

  1. [ジョブ運用ドキュメント出力]画面で,[編集]−[ジョブネットフロー書式定義]メニューを選択する。

    [ジョブネットフロー書式定義]画面が表示されます。

  2. [ジョブネットフロー書式定義]画面で,ジョブネットフロー書式の内容を定義する。

  3. 定義が完了したら,[登録]ボタンを押す。

  4. [ジョブ運用ドキュメント出力]画面で,[オプション]−[環境設定]メニューを選択する。

    [環境設定]画面が表示されます。

  5. [環境設定]画面の[ジョブネットフロー書式定義]欄で[参照]ボタンを押し,設定したいジョブネットフロー書式定義ファイルを変更する。

    作成したジョブネットフロー書式定義ファイルを,ジョブネットフロー出力時の定義内容として設定します。

    図6‒41 [ジョブネットフロー書式定義]画面

    [図データ]

設定可能な項目については,「付録A サポート帳票列項目一覧」を参照してください。