4.6.2 カレンダー情報の変更方法
JP1/AJS3 - Definition Assistantのカレンダー情報の変更は,エクスポート機能を使用します。エクスポート機能の詳細は「2.2 エクスポート機能」を参照してください。
ここでは,変更エクスポートでカレンダー情報を変更する方法について説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) 運用日または休業日の日付を追加する
運用日または休業日の日付を追加する場合は,運用日または休業日のセルで,追加したい日付を入力し,[F2]キーでマーキングします。変更エクスポートを実行すると,対象の日付が追加されます。
運用日の日付を追加する例を,次に示します。
なお,次の図に示すように,インポート時に設定された日付をセルからいったん削除し,追加する日付だけを入力した場合でも,上記の例と同様の対象の日付が追加されます。
(2) 運用日または休業日の日付を削除する
運用日または休業日の日付を削除する場合は,運用日または休業日のセルで,削除したい日付の末尾に「:X」を付加し,[F2]キーでマーキングします。変更エクスポートを実行すると,対象の日付が削除されます。
- 重要
-
カレンダー定義情報部の運用日または休業日に,日付の追加(オプションなし)と日付の削除(「:X」オプション)を同じ日付で設定した場合,日付の削除(「:X」オプション)が有効になります。
休業日の日付を削除する例を,次に示します。
なお,次の図に示すように,インポート時に設定された日付をセルからいったん削除し,削除する日付だけを「:X」を付加して入力した場合でも,上記の例と同様の対象の日付が削除されます。
(3) 指定した日付以前のカレンダー情報をまとめて削除する
(a) 過去のカレンダー情報をまとめて削除する場合
指定した日付(削除対象日)以前のカレンダー情報(運用日・休業日)をまとめて削除する場合は,運用日または休業日のセルで,削除対象日の日付に続けて「:D」オプションを入力し,[F2]キーでマーキングします。変更エクスポートを実行すると,削除対象日以前の日付がまとめて削除されます。
なお,「:D」オプションは,マーキングしていないカレンダー情報(運用日,休業日)のセルの定義情報にも適用されます。
過去のカレンダー情報をまとめて削除する場合の例を,次に示します。
ヲ2019年3月末までのカレンダー情報をまとめて削除する場合
(b) 過去のカレンダー情報を削除し,未来のカレンダー情報を追加する場合
指定した日付(削除対象日)以前の過去のカレンダー情報の削除と,未来のカレンダー情報の追加を同時に行う場合は,運用日または休業日のセルの先頭行に削除対象日の日付に続けて「:D」オプションを入力した上で,追加したい日付を入力し,[F2]キーでマーキングします。変更エクスポートを実行すると,対象の日付の削除と追加が同時に行われます。
過去のカレンダー情報を削除し,未来のカレンダー情報を追加する場合の例を,次に示します。
ヲ2019年3月以前のカレンダー情報を削除し,5月以降のカレンダー情報を追加する場合
(4) カレンダー情報をすべて削除する
(a) カレンダー情報をリセットする場合
カレンダー情報(週間標準値,運用日,休業日)をすべて削除する場合は,運用日または休業日のセルの先頭行に「:C」オプションを入力し,[F2]キーでマーキングします。変更エクスポートを実行すると,カレンダー情報がすべて削除されます。
なお,「:C」オプションは,マーキングしていないカレンダー情報(週間標準値,運用日,休業日)のセルの定義情報にも適用されます。
カレンダー情報をすべて削除する場合の例を,次に示します。
(b) カレンダー情報をすべて削除し,新たな値で置き換える場合
カレンダー情報をすべて削除し,週間標準値,運用日,休業日を新たな値で置き換える場合は,運用日または休業日のセルの先頭行に「:C」オプションを入力した上で,週間標準値,運用日,休業日のセルに新たな値を入力し,[F2]キーでマーキングします。変更エクスポートを実行すると,カレンダー情報が新たな値で置き換えられます。
なお,マーキングしたセルの内容を,インポート時の内容にして変更エクスポートを実行すると,カレンダー情報を変更前の内容に再設定できます。
カレンダー情報をすべて削除し,新たな値で置き換える場合の例を,次に示します。