4.6.1 カレンダー情報の概要
ここではJP1/AJS3のカレンダー情報の概要,およびJP1/AJS3 - Definition Assistantのカレンダー情報の変更で使用できるオプションについて説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) カレンダー情報
JP1/AJS3では,ジョブネットの実行予定の一つとして運用日・休業日を定義し,JP1/AJS3運用上のカレンダーとして作成できます。
カレンダー情報は,JP1/AJS3 - Viewでは[月間カレンダー編集]ウィンドウまたは[年間カレンダー編集]ウィンドウで設定し,JP1/AJS3 - Definition Assistantでは定義情報管理テンプレートのカレンダー定義情報部で設定します。詳細については,「5.1.1(7) カレンダー定義情報部」を参照してください。
JP1/AJS3 - Definition Assistantでは,カレンダー情報をインポート機能で取り込み,エクスポート機能で反映できます。
(2) カレンダー情報の変更で使用できるオプション
JP1/AJS3 - Definition Assistantでカレンダー情報を変更する場合は,定義情報管理テンプレートのカレンダー定義情報部の運用日・休業日のセルの先頭または日付の末尾に,変更したい内容に応じたオプションを追加し,そのセルを[F2]キーでマーキングします。マーキングしたセルの内容は,定義情報の変更エクスポートを実行したときに反映されます。
カレンダー定義情報部(運用日・休業日)の変更で使用できるオプションを,次の表に示します。
項番 |
変更したい内容 |
セルに指定する内容 |
オプションの使用方法の詳細 |
|
---|---|---|---|---|
日付 |
オプション |
|||
1 |
運用日または休業日の日付を追加 |
追加したい日付 |
指定なし |
|
2 |
運用日または休業日の日付を削除 |
削除したい日付 |
:X(日付の末尾) |
|
3 |
指定した日付(削除対象日)以前のカレンダー情報をまとめて削除※1 |
削除対象日の日付 |
:D(日付の末尾) |
|
4 |
カレンダー情報をすべて削除※2 |
指定なし |
:C(先頭行) |