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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KAVU4717-E

An attempt by the agent (エージェントホスト名) to transmit the result file for the job (ジョブ番号) has failed. (reason code:要因番号)

エージェント(エージェントホスト名)でジョブ(ジョブ番号)の結果ファイルの転送に失敗しました(要因番号:要因番号)

ジョブの終了時に,エージェントホストからマネージャーホストへの結果ファイルの転送に失敗しました。

ジョブは終了コード「-1」で異常検出終了になりますが,ジョブプロセスそのものは正常終了していることがあります。エージェントホストでジョブプロセスの終了状態を確認してください。

(S)

要求処理を中止します。

(O)

原因として,次のことが考えられます。確認してください。

  • 要因番号が0xe0021101の場合は,結果ファイルの転送時にエージェントホストでメモリーが確保できません。要因として,結果ファイル(標準出力ファイル・標準エラー出力ファイル)のサイズが大きいことが考えられます。マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編) 7.10.1 標準出力ファイル・標準エラー出力ファイルの注意事項」を参照してください。

    これに該当しない場合は,ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,再実行してください。それでも同じメッセージが出力されるときは,メモリー見積もりを見直してください。このメッセージが出力された時間帯にエージェントホストでメッセージKAVU2220-E,KAVU3511-Eが出力されている場合は,そちらのメッセージの説明も参照してください。

  • 要因番号が0xe0021127の場合は,結果ファイルのサイズが大き過ぎて転送に失敗しているおそれがあります。その場合も同様にジョブの結果ファイルのサイズが大きくならないように注意してください。

  • その他の要因番号の場合は,マネージャーホストおよびエージェントホストの統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,再度実行してください。

原因が判明しない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。資料は,マネージャーホストとエージェントホストの両方で採取してください。