Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KAVU2228-E

Connection processing timed out during TCP/IP communication. (connection destination host name: 接続先ホスト名, IP address: IPアドレス, port number: ポート番号, system error number: システムエラー番号)

TCP/IP通信で接続処理がタイムアウトになりました(接続先ホスト名:接続先ホスト名,IPアドレス: IPアドレス,ポート番号:ポート番号,システムエラー番号:システムエラー番号)

ジョブ実行制御のTCP/IP通信処理でリモートホストへの通信接続要求がタイムアウトになりました。

(S)

要求処理を中止します。

(O)

接続先ホストの状態について次のことが考えられるため,確認してエラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。

  1. 通信先のJP1/AJS3が起動していない場合は起動してください。

  2. ジョブをサブミットする際に使用するポート番号が,マネージャーとジョブの実行ホストとの間で一致しているか,またはJP1/NQSEXEC,JP1/OJE for VOS3などの他システムと連携している場合には,servicesファイルのポート番号が正しいかどうかを確認してください。

  3. JP1/AJS3を起動したままデフォルトゲートウェイを変更した場合は,JP1/AJS3サービスを停止してから実施してください。

  4. 論理ホストのマネージャーのIPアドレスと,エージェントのIPアドレスの属するネットワークを同じにしてください。また,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 2.3 ネットワーク構成について検討する」を参照して,複数のネットワークアドレスを使用した通信の設定を行ってください。

  5. ハードウェアを含めたネットワークに問題がないかネットワークの設定を見直してください。例えば,pingコマンドを実行して通信できるかどうかを確認してください。

  6. クラスタ構成のとき,フェールオーバー時の設定がJP1/AJS3の停止より論理IPアドレスの解放が早くなっている場合は,JP1/AJS3の停止より論理IPアドレスの解放があとに行われるように設定してください。

  7. 通信接続のタイムアウト値,リトライ回数,リトライ間隔の値を小さくし過ぎると,通信のリトライ間隔が短くなるため,逆に通信障害が回避できなくなり,このエラーが頻繁に発生することがあるため,注意してください。

    通信接続のタイムアウト値は通常90秒に設定されています。タイムアウト値の変更方法などの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 6.2.8 TCP/IP通信接続エラーの接続タイムアウト時間・リトライ間隔・回数の変更」(Windowsの場合)またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 15.2.8 TCP/IP通信接続エラーの接続タイムアウト時間・リトライ間隔・回数の変更」(UNIXの場合)を参照してください。

  8. ジョブの開始通知および終了通知が一時的に集中すると,このエラーが発生することがあります。ネットワークに問題がなく,ジョブの実行数が一時的に集中したことによってこのエラーが発生した場合は,ジョブの実行数を時間帯によって分散するなど,ジョブの開始通知および終了通知が一時的に集中しないようにしてください。なお,目安として,ジョブの実行数がマネージャーの物理・論理ホスト単位で,1秒間に50ジョブ以上 実行されると発生するおそれがあります。

    また,ジョブの開始通知および終了通知が一時的に集中した時間帯のジョブの実行数を確認する場合は,該当する時間帯のスケジューラーログファイルに出力されたKAVS0263-Iメッセージの出力数を確認してください。