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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KAVT0912-E

Event Action process ended abnormally. (name : プロセス名, code : 終了コード, pid : プロセスID, sig : シグナル番号)

イベント・アクション機能のプロセスが異常終了しました(name:プロセス名, code:終了コード,pid:プロセスID,sig:シグナル番号,)

プロセス名に示されているプロセスが終了コードに示されている終了コードで異常終了しました。

Windowsの場合

シグナル番号は0です。

UNIXの場合

シグナル番号が0以外の場合は,シグナル番号に該当するシグナルを受けて異常終了しました。

次の原因が考えられます。

(S)

プロセス名」に示されているプロセスが次の場合,イベント・アクション制御を終了します。

  • jpomgrsub

  • jpoagtsub

プロセス名」に示されているプロセスが次の場合,プロセスに該当する機能が使用できない状態で縮退運転を行います。

  • jpoeventwatch:JP1イベント受信監視ジョブ,ログファイル監視ジョブ,Windowsイベントログ監視ジョブ

  • jpocwtflMain:ファイル監視ジョブ

  • jpocwtmlmain:メール受信監視ジョブ

  • jpocwtmqmain:メッセージキュー受信監視ジョブ

  • jpocwttmMain:実行間隔制御ジョブ,打ち切り時間を指定したイベントジョブ

  • jpocwtmsmain:MSMQ受信監視ジョブ

詳細プロセス終了時オプション指定値によっての動作
  • 詳細プロセス終了時オプションを「無効」(環境設定パラメーターEVProcessHAに「N」を指定)で運用している場合,異常終了している詳細プロセスに該当するジョブを実行登録すると,そのジョブは異常終了します。

    例えば,jpocwtflMainプロセスが異常終了している状態でファイル監視ジョブを実行すると,そのジョブは異常終了します。

  • クラスタ,または詳細プロセス終了時オプションを「有効」(環境設定パラメーターEVProcessHAに「Y」を指定,またはデフォルト)で運用している場合は,「プロセス名」で示されるプロセスに関係なく,異常が発生しても縮退運転をしないでイベント・アクション制御を終了します。

詳細プロセス終了時オプションについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 20.6 イベント・アクション制御の環境設定」を参照してください。

(O)

このエラーメッセージの前後に表示されたシステムのエラーメッセージから原因を調べ対処してください。前後のエラーメッセージから原因を特定できない場合は,資料を採取したあとにシステム管理者に連絡してください(「1.2.3 システム管理者の方へ」を参照してください)。

運用を続ける場合,資料採取したあとにJP1/AJS3を再起動してください。

なお,jajs_killall.clusterコマンドを実行した場合は問題ありません。