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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KAVS1835-E

An error occurred in the standard error output file (ファイル名). : 保守情報1 (保守情報2)

標準エラー出力ファイル(ファイル名)でエラーが発生しました:保守情報1(保守情報2)

標準エラー出力ファイル,または内部ファイル(「ファイル名」に示されたファイル)でエラーが発生しました。

(S)

キューレスジョブ起動時にエラーが発生した場合は,キューレスジョブの状態を「起動失敗」にします。

標準エラー出力ファイルに出力する際にエラーが発生した場合は,キューレスジョブの状態を「異常検出終了」にします。

キューレスジョブの終了時に結果ファイルの転送処理でエラーが発生した場合は,キューレスジョブの状態を「異常検出終了」にします。ただし,環境設定パラメーターIgnoreResultFileErrorに「1」が設定されている場合は,終了判定に従ってキューレスジョブの状態を「正常終了」,「警告検出終了」,または「異常検出終了」にします。

(O)

次のエラー要因を取り除いたあと,必要に応じてエラーになったキューレスジョブを再度実行してください。

  • 保守情報1に「No such file or directory」と出力された場合,標準エラー出力ファイル「ファイル名」がありません。該当する標準エラー出力ファイル「ファイル名」があることを確認し,再度ジョブを実行してください。

  • 保守情報1に「Permission denied」と出力された場合,標準エラー出力ファイルまたは内部ファイル(「ファイル名」に示されたファイル)の,読み込みまたは書き込みに失敗しています。マッピングされたOSユーザーで標準エラー出力ファイル「ファイル名」の読み込み,または書き込みができるように,該当するファイル,およびディレクトリパスに適切な権限を設定してから,再度ジョブを実行してください。

  • 保守情報1の出力内容が上記以外であった場合,出力内容に従ってエラー要因を取り除いてください。

上記対処で問題を解決できなかった場合は,システム管理者に連絡して資料を採取してください(「1.2.3 システム管理者の方へ」を参照してください)。

注意事項

このメッセージの前後にメッセージKAVS1859-Wが出力されている場合は,結果ファイルの転送処理でエラーが発生しています。環境設定パラメーターIgnoreResultFileErrorに「1」を設定している場合は,結果ファイルの転送処理で発生したエラーが無視されるため,JP1/AJS3 - Viewの[実行結果詳細]ダイアログボックスで標準エラー出力ファイルの内容を参照できません。