11.2.4 JP1/IMの自動アクションによる送信メールにWeb GUIのURLを表示するための設定
JP1/IMの自動アクションで送信されるメールに,Web GUIの[モニタ]画面のURLを記載できます。自動アクションによる送信メールを設定する場合,次の設定を実施してください。詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド」を参照してください。
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自動アクション機能の実行環境の設定
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自動アクションの実行条件および実行内容の設定
自動アクションの定義で指定できるJP1イベントのイベントIDについては,「11.2.5 JP1/IM連携の対象JP1イベント」を参照してください。
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メール送信の設定
メール本文に,Web GUIの[モニタ]画面を起動するためのURLを指定します。
URLの形式を次に示します。
通信プロトコル://Web Consoleサーバのホスト名またはIPアドレス:ポート番号/ajs/login.html?manager=$EVHOST$URLENC※&type=monitor&unitName=$EV"OBJECT_NAME"$URLENC※&execID=$EV"A3"$URLENC※&eou=1
- 注※
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「$EVHOST$URLENC」,「$EV"OBJECT_NAME"$URLENC」,「$EV"A3"$URLENC」は自動アクションのコマンドラインだけで指定できる変数です。コマンドラインからスクリプトを呼び出して,スクリプト内でメール送信コマンドやメール本文を記述する場合,スクリプトの引数としてこれらの変数を指定する必要があります。
「通信プロトコル://Web Consoleサーバのホスト名またはIPアドレス:ポート番号」の部分は,環境に合わせて次のように変更してください。
- 通信プロトコル
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通信プロトコルを「http」または「https」で指定します
- Web Consoleサーバのホスト名またはIPアドレス
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Web Consoleサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。
- ポート番号
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Web Consoleサーバとの通信で使用するポート番号を記載します。デフォルトは「22252」です。
JP1/IMの自動アクション定義ファイルのアクション項目の指定例および実行するバッチファイルの例を次に示します。
アクション項目の指定例
# 自動アクション定義ファイルのアクション項目の定義例 cmd C:\launch_ajs_webcon.bat $EVHOST$URLENC $EV"OBJECT_NAME"$URLENC $EV"A3"$URLENC
バッチファイルの例
rem 自動アクションから呼び出されるバッチファイルの例 rem launch_ajs_webcon.bat "C:\Program Files (x86)\HITACHI\JP1Cons\bin\jimmail.exe" -s "業務異常検出通知" -b "業務異常を検知しました。下記URLより詳細を確認してください。\nhttp://hostA:22252/ajs/login.html?manager=%1&type=monitor&unitName=%2&execID=%3&eou=1"