7.1 JP1/OJEを使ったメインフレームとの連携の概要
JP1/OJEを使うと,メインフレーム(VOS1,VOS3,VOSKなど)へジョブを投入したり,メインフレームからジョブを受け取って実行したりできます。JP1/AJS3からJP1/OJEへジョブを投入すると,JP1/OJEがジョブを自動的にキューイングして実行します。ジョブの実行結果は,JP1/AJS3で確認できます。
JP1/OJEを使って連携できるメインフレームは,VOS3,VOS1,VOSK,他社メインフレーム(MVS,OSIV/MSPなど),AS/400です。
JP1/AJS3からメインフレームのジョブを実行するには,次の方法があります。
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カスタムジョブ
メインフレームのジョブの実行を,JP1/AJS3のジョブネットに定義できます。VOS3,VOS1,VOSK,およびMVS用のカスタムジョブを標準で提供しています。
カスタムジョブを使う場合,JP1/AJS3 - Managerと同じホストにJP1/OJE Clientが必要です。また,JP1/AJS3 - ViewでJP1/OJE用のカスタムジョブを定義するときには,JP1/AJS3 - Viewと同じホストに,JP1/OJE Clientに含まれるカスタムジョブ定義ファイルをコピーしておく必要があります。
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QUEUEジョブ,サブミットジョブ
VOS3,AS/400,MVS,OSIV/MSPとの連携では,この方法でジョブを実行できます。
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QUEUEジョブ
実行するジョブとキューをQUEUEジョブに定義して,ジョブネットからJP1/OJEの管理するキューにジョブを投入できます。
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サブミットジョブ
ジョブ実行コマンド(jpqで始まる名称のもの)を使って,ジョブをキューに直接登録できます。
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