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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 連携ガイド


5.2 JP1/FTP連携時のセットアップ

JP1/FTPのカスタムジョブを定義・実行する場合,実行先ホストでJP1/FTPのインストールが必要です。また,JP1/AJS3 - Viewを使ってカスタムジョブを定義する場合は,JP1/FTPが提供するJP1/AJS3用の定義プログラムをJP1/AJS3 - Viewのホストにコピーする必要があります。

JP1/FTPと連携するときのシステム構成例を次の図に示します。

図5‒1 JP1/FTP連携時のシステム構成例

[図データ]

UNIX版JP1/FTPの自動起動プログラム登録機能でユニットを操作するコマンドを使用する場合,次の環境変数を指定して,JP1/FTPデーモンを起動します。

入力例を次に示します。

# JP1FTS_AUTO_UID_OPTION=TRUE
# JP1FTS_AUTO_STDIO=/dev/null
# export JP1FTS_AUTO_UID_OPTION JP1FTS_AUTO_STDIO
# jftsd

JP1/FTPで設定できるオプションについては,マニュアル「JP1/File Transmission Server/FTP(UNIX(R)用)」を参照してください。

JP1/FTPと連携するときのセットアップ手順を次の図に示します。

図5‒2 JP1/FTP連携時のセットアップ手順

[図データ]

カスタムジョブアイコンの登録方法については,「4.2 標準カスタムジョブの登録」を参照してください。