Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 連携ガイド


4.1.1 標準カスタムジョブ

標準カスタムジョブは,Windows版のJP1シリーズ製品と連携するために,標準で提供されているカスタムジョブです。UNIX版のJP1シリーズ製品と連携したい場合は,カスタムUNIXジョブとして登録,使用してください。

〈この項の構成〉

(1) 標準カスタムジョブの一覧

標準カスタムジョブの一覧を次の表に示します。

表4‒1 標準カスタムジョブの一覧

標準カスタムジョブ名

機能

JP1FTP

JP1/FTPと連携して,ファイルを転送する。

JP1AMR3

JP1/AJS3 for Enterprise Applicationsと連携して,R/3システムのバックグラウンドジョブを実行する。

JP1AMR3BW

JP1/AJS3 for Enterprise Applicationsと連携して,BWシステムのインフォパッケージを実行する。

JP1AMR3CP

JP1/AJS3 for Enterprise Applicationsと連携して,R/3システムのバックグラウンドジョブをコピーする。

MFJOB

JP1/OJEと連携して,メインフレーム(MF)でジョブを実行する。

VOS3JOB

JP1/OJEと連携して,メインフレーム(VOS3)でジョブを実行する。

VOS1JOB

JP1/OJEと連携して,メインフレーム(VOS1)でジョブを実行する。

VOS1NET

JP1/OJEと連携して,メインフレーム(VOS1)でジョブネットを実行する。

VOSKJOB

JP1/OJEと連携して,メインフレーム(VOSK)でジョブを実行する。

VOSKNET

JP1/OJEと連携して,メインフレーム(VOSK)でジョブネットを実行する。

DMSV

HITSENSER Data Mart Serverと連携して,データマートの作成・変更・運用のプロセスをスケジュール実行する。

COSMNGSV

Cosminexus Managerと連携して,WebサーバやJ2EEサーバなどの論理サーバを起動・停止する。

COSMNGAP

Cosminexus Managerと連携して,業務アプリケーションを開始・終了する。

ADSHPC,ADSHUX,ADSHAPPEXEC

JP1/Advanced Shellと連携して,JP1/Advanced Shellのスクリプトファイルを実行する。

DHAJEW

JP1/DH - AJEと連携して,JP1/DH - Serverに対してデータを送受信する。

CPALINK

JP1/CPAと連携して,JP1/CPA上に登録済みのジョブを起動する。

(2) 標準カスタムジョブを実行するための準備

標準カスタムジョブを実行するには,プログラムのインストールと,標準カスタムジョブの登録が必要です。それぞれの作業について説明します。

標準カスタムジョブで用意されているアイコンを次に示します。これらの標準カスタムジョブでは,アイコンを用意する必要はありません。

上記以外のアイコンについては,連携するプログラムからアイコンをコピーする必要があります。