Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 連携ガイド


2.7.5 メール送信時の注意事項(WindowsでOutlookを使用する場合限定)

Windowsホストで,Outlookを使用してメールを送信する場合の注意事項を次に示します。

送信済みメールの削除

メール送信ジョブで送信したメールは,Outlookの「送信済みアイテム」に残されています。メールサーバ上またはメール送信を実行しているコンピュータのディスク容量を圧迫する要因となるため,Outlookをメールシステム連携で使用しているプロファイルで定期的に起動し,「送信済みアイテム」にあるメールを削除してください。

なお,Outlookの「送信済みアイテム」に格納されているメールを削除する場合には,削除する前に,JP1/AJS3メール監視プロセスまたはJP1/AJS3 Mailサービスを停止させておいてください。

メール送信ジョブで宛先として指定できる形式

メール送信ジョブで,宛先として指定できる形式を次の表に示します。

使用するメールシステムについては,メール送信ジョブで使用するプロファイルの設定が必要です。

表2‒15 メール送信ジョブで宛先として指定できる形式

プロファイルの種類

形式

Exchange Server

  • 表示名

  • エイリアス

  • インターネットメールアドレス

インターネットメール

(SMTP/POP3)

インターネットメールアドレス

注※

X.400形式アドレスでは,送信できません。

X.400形式アドレスの例:

 c=JP;p=MailServer;o=Exchange;g=Taro;s=Hitachi;

メール送信ジョブでの半角カタカナの使用について

メール送信ジョブでは,宛先,件名,および本文には,半角カタカナを使用しないでください。連携するメールシステムによっては,送信したメールの半角カタカナが全角カタカナに変換される場合があり,ジョブの定義内容が反映されないためです。