2.7.5 メール送信時の注意事項(WindowsでOutlookを使用する場合限定)
Windowsホストで,Outlookを使用してメールを送信する場合の注意事項を次に示します。
- 送信済みメールの削除
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メール送信ジョブで送信したメールは,Outlookの「送信済みアイテム」に残されています。メールサーバ上またはメール送信を実行しているコンピュータのディスク容量を圧迫する要因となるため,Outlookをメールシステム連携で使用しているプロファイルで定期的に起動し,「送信済みアイテム」にあるメールを削除してください。
なお,Outlookの「送信済みアイテム」に格納されているメールを削除する場合には,削除する前に,JP1/AJS3メール監視プロセスまたはJP1/AJS3 Mailサービスを停止させておいてください。
- メール送信ジョブで宛先として指定できる形式
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メール送信ジョブで,宛先として指定できる形式を次の表に示します。
使用するメールシステムについては,メール送信ジョブで使用するプロファイルの設定が必要です。
表2‒15 メール送信ジョブで宛先として指定できる形式 プロファイルの種類
形式
Exchange Server※
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表示名
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エイリアス
-
インターネットメールアドレス
インターネットメール
(SMTP/POP3)
インターネットメールアドレス
- 注※
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X.400形式アドレスでは,送信できません。
X.400形式アドレスの例:
c=JP;p=MailServer;o=Exchange;g=Taro;s=Hitachi;
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- メール送信ジョブでの半角カタカナの使用について
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メール送信ジョブでは,宛先,件名,および本文には,半角カタカナを使用しないでください。連携するメールシステムによっては,送信したメールの半角カタカナが全角カタカナに変換される場合があり,ジョブの定義内容が反映されないためです。