7.4.10 再実行APIで使用する定数
(1) RootRerunType
ルートジョブネットを再実行する方法を示します。
定数RootRerunTypeの一覧を次の表に示します。
定数 |
説明 |
---|---|
TOP |
指定したルートジョブネットの先頭のジョブから再実行します。 |
ABNORMAL_JOB |
指定したルートジョブネットの配下のジョブの中で,異常終了したジョブから再実行します。 |
ABNORMAL_NEXT |
指定したルートジョブネットの配下のジョブの中で,異常終了したジョブの次のジョブから再実行します。 |
ABNORMAL_JOBNET |
指定したルートジョブネットの配下のネストジョブネットの中で,異常終了したジョブネットから再実行します。 |
WARNING |
指定したルートジョブネットの配下のジョブの中で,警告終了したジョブだけ再実行します。 |
(2) RerunType
ネストジョブネットまたはジョブを再実行する方法を示します。
定数RerunTypeの一覧を次の表に示します。
定数 |
説明 |
---|---|
FROM |
指定したユニットを再実行します。再実行が終了したら,後続ユニットの処理が続行されます。 |
ONLY |
指定したユニットだけを再実行します。 |
NEXT |
指定したユニットの次のユニットから再実行します。 |
(3) RerunOption
再実行のオプションを示します。
定数RerunOptionの一覧を次の表に示します。
定数 |
説明 |
---|---|
HOLD |
再実行するユニットを保留状態にします。 なお,再実行するユニットがネストジョブネットまたはジョブの場合,再実行方法の定数RerunTypeで「FROM」または「ONLY」を指定したときだけこの値を指定できます。定数RerunTypeに「NEXT」を指定した場合,この値を指定するとエラーになります。 また,再実行するユニットがジョブネットコネクタの場合,この値は指定できません。 |
WARNING |
異常状態の先行ユニットがある場合に,そのユニットの終了状態を警告終了にします。 なお,再実行するユニットがルートジョブネットの場合,再実行方法の定数RootRerunTypeに「ABNORMAL_NEXT」を指定したときだけ指定できます。それ以外の再実行方法の場合,この値を指定するとエラーになります。 |