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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス


jajs_pmtcon

〈このページの構成〉

形式

JP1/AJS3 - Managerの場合
jajs_pmtcon
     [-h 論理ホスト名]
     {-a|-m}
     [-v|-u]
JP1/AJS3 - Agentの場合
jajs_pmtcon
     [-h 論理ホスト名]
     -a
     [-v|-u]

機能

指定したオプションに応じて,次の操作を行います。

実行権限

Windowsの場合:Administrators権限

UNIXの場合:スーパーユーザー権限

引数

-h 論理ホスト名

処理対象の論理ホスト名を指定します。

指定できる文字数は,1〜255(単位:バイト)です。

このオプションを省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合,物理ホストが仮定されます。

自ホスト名を指定した場合は,論理ホスト名に存在していれば論理ホストとして動作し,論理ホスト名に存在していなければ物理ホストが指定されたとして動作します。

-hオプションに「JP1_DEFAULT」を指定した場合,メッセージKAVS0103-Eが出力されて,コマンドが異常終了します。環境変数JP1_HOSTNAMEに「JP1_DEFAULT」を指定した場合,メッセージKAVS0187-Eが出力されて,コマンドが異常終了します。

-a

エージェント用接続元制限機能を処理対象にします。

-mオプションと同時に指定した場合,メッセージKAVS0116-Eが出力されて,コマンドが異常終了します。

-m

マネージャー用接続元制限機能を処理対象にします。

-aオプションと同時に指定した場合,メッセージKAVS0116-Eが出力されて,コマンドが異常終了します。

このオプションは,JP1/AJS3 - Managerの場合だけ指定できます。JP1/AJS3 - Agentで指定した場合,メッセージKAVS0100-Eが出力されて,コマンドが異常終了します。

-v

接続元制限機能の状態,適用日時,および現在有効な接続許可ホストのIPアドレスの一覧を出力します。接続元制限機能が無効となっている場合は,適用日時および現在有効な接続許可ホストのIPアドレスの一覧は出力されません。

-uオプションと同時に指定した場合,メッセージKAVS0116-Eが出力されて,コマンドが異常終了します。

このオプションの出力例については,「出力例」を参照してください。

-u

接続許可設定ファイルの内容を有効にします。

接続許可設定ファイルの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 21.2.2 接続許可設定ファイルの設定方法」を参照してください。

-vオプションと同時に指定した場合,メッセージKAVS0116-Eが出力されて,コマンドが異常終了します。

戻り値

0

正常終了。

0以外の値

異常終了。

使用例

エージェント用接続許可設定ファイルの内容を有効にする場合
jajs_pmtcon -a -u
エージェントの接続許可ホストの一覧を出力する場合
jajs_pmtcon -a -v

出力例

エージェントの接続許可ホストの一覧を出力する場合の出力例を次に示します。

[図データ]

注意事項