ajsbkudel
形式
ajsbkudel [-F サービス名] [-b 退避情報ディレクトリ名] [-i] -n 退避ボックス名 [退避ファイル名...]
機能
退避ボックスや退避ファイルを削除します。
実行権限
削除対象の退避ファイルおよびディレクトリに対するOS実行権限
引数
-F サービス名
処理対象とする,スケジューラーサービスのサービス名を指定します。
指定できる文字数は,1〜30(単位:バイト)です。
省略した場合,デフォルトスケジューラーサービス名が仮定されます。
-b 退避情報ディレクトリ名
環境設定時に指定した退避情報ディレクトリ※と異なるディレクトリを使用する場合に,ディレクトリ名をフルパスで指定します。
指定できる文字数は,1〜255(単位:バイト)です。
省略した場合,環境設定時に指定した退避情報ディレクトリ名※が仮定されます。
- 注※
-
環境設定パラメーターAJSBKUROOTに指定したディレクトリ名。
-i
削除する前に,メッセージおよび了解を求めるプロンプトを表示します。
-n 退避ボックス名
削除したい退避ボックス名を指定します。
指定できる文字数は,1〜50(単位:バイト)です。
退避ボックスの名称は,OSのファイルシステムに依存します。OSがWindowsの場合,退避ボックス名の大文字・小文字は区別されません。OSがUNIXの場合,退避ボックス名の大文字・小文字は区別されます。
退避ファイル名
退避ファイルを削除する場合に,退避ファイルが格納されている退避ボックス名に続けて退避ファイル名を指定します。
指定できる値は,0001〜1024です。退避ファイル名は複数指定できます。複数指定する場合は,退避ファイル名間を1バイト以上の空白文字で区切ります。
注意事項
-
退避ボックス,および退避ファイルを削除できるのは,退避ボックス,および退避ファイルの両方に更新権限を与えられたユーザーだけです。
-
退避ボックスを削除した場合,退避情報ディレクトリ内の退避ボックス名のディレクトリは削除されません。ajsbkudelコマンドで退避ボックスを削除したあと,必要に応じてrmdirコマンドで退避ボックス名のディレクトリを削除してください。
戻り値
0 |
正常終了。 |
4〜124で4の倍数値 |
異常終了。 |
使用例
退避ボックス(BOX1)の中の退避ファイル(0001)を削除します。
ajsbkudel -n BOX1 0001