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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス


1.3.3 AS/400(JP1/OJE for Midrange Computer)と連携する場合

制限値

AS/400システムに対して使用できるコマンドは次のとおりです。

jpqendjobshowjpqjobcanjpqjobgetjpqjobshowjpqjobsubjpqqueshowajsdefine(ユニット定義ファイルの,QUEUEジョブの定義情報)

コマンドの制限値を,次の表に示します。

表1‒5 AS/400(JP1/OJE for Midrange Computer)と連携する場合の制限値一覧

定義項目

制限値

マネージャーホスト名

AS/400システムのホスト名:15バイト以内の文字列。

キュー名

AS/400システムのジョブ待ち行列名:10バイト以内の文字列。

ジョブ名

AS/400システムのジョブ名:10バイト以内の文字列。

省略した場合,「NONAME」が仮定される。

ユーザー名

32バイト以内の文字列。

日本語は指定できない。

実行優先順位

AS/400システム上でのジョブの優先順位を指定する。指定できる値は,1,3,および5。

優先度が最も高いのは5。省略した場合,1が仮定される。2を指定した場合1,4を指定した場合5がそれぞれ指定されたものとする。

実行ファイル名

AS/400システム上の実行ファイルを,「ライブラリー名/ファイル名」または「ライブラリー名/ファイル名.メンバ名」の形式で,それぞれの項目を10バイト以内の文字列で指定する。

パラメーター

実行するAS/400システムの実行ファイルへ渡すパラメーターを32バイト以内で指定する。複数のパラメーターを指定する場合は,「,(コンマ)」で区切って指定する。

転送元ファイル名

JP1/AJS3 - Managerにあるファイルを511バイト以内の文字列で指定する。ファイル名はフルパス名で指定する。テキスト形式のファイルだけ転送できる。各行は80文字以内。

転送先ファイル名

AS/400システム上の転送先を,「ライブラリー名/ファイル名.メンバ名」の形式で指定する。この場合,AS/400システム上にすでにあるファイルを指定する必要がある。ライブラリー名を省略して「ファイル名.メンバ名」の形式で指定した場合,AS/400システムの構成定義ファイルのDFT_PTHで指定されるライブラリー名が仮定される。

その他の詳細については,マニュアル「JP1/Open Job Entry for Midrange Computer」を参照してください。