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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス


1.3.1 JP1/NQSEXECと連携する場合

制限値

JP1/NQSEXECシステムに対して使用できるコマンドは次のとおりです。

jpqendjobshowjpqjobaltjpqjobcanjpqjobgetjpqjobshowjpqjobsubjpqqueshowajsdefine(ユニット定義ファイルの,QUEUEジョブの定義情報)

コマンドの制限値を次に示します。

表1‒3 JP1/NQSEXECと連携する場合の制限値一覧

定義項目

制限値

マネージャーホスト名

JP1/NQSEXECのホスト名:255バイト以内の文字列。

キュー名

15バイト以内の文字列。

日本語は指定できない。英字の大文字・小文字は区別される。

ジョブ名

15バイト以内の文字列(16バイト以上で指定した場合,16バイト以降は削除される)。

日本語は指定できない。ジョブ名の先頭に数字を指定した場合,システムが数字の前に「R」を自動的に付加する。

省略時は,実行ファイル名中のファイル名が仮定される。

ユーザー名

15バイト以内の文字列(16バイト以上で指定した場合,ジョブを実行したり,操作したりできない)。

日本語は指定できない。

実行優先順位

1,3,または5。

実行優先順位に2を指定した場合は1が,4を指定した場合は5が仮定される。

ジョブの実行優先順位は,JP1/NQSEXECでは,ジョブ実行時のnice値が適用される。

1:nice値+10の値

3:nice値0の値

5:nice値−10の値

実行ファイル名

511バイト以内の文字列。

/home/jp1user/job」の形式で指定する。日本語は指定できない。

パラメーター

255バイト以内の文字列。

日本語は指定できない。

転送先ファイル名

511バイト以内の文字列。

ファイル名は,絶対パス,相対パスで指定できる(相対パスで指定する場合,ジョブを登録したユーザーのホームディレクトリからの相対パスとなる)。

転送先ファイル名,およびファイル内では,日本語は指定できない。

注意事項

ジョブをサブミットできるのは,JP1/NQSEXECのバッチキューだけです。