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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド


11.7.20 JP1/IM - Viewから[ジョブネットモニタ]ウィンドウを起動したときにルートジョブネットの直下のユニットを表示する

JP1/IM - Viewと連携している場合,JP1/IM - Viewの[イベントコンソール]画面でジョブを選択して[モニター起動]ボタンをクリックすると,[ジョブネットモニタ]ウィンドウが起動されます。このとき,選択したジョブが属するルートジョブネットの直下のユニットをマップエリアに表示できます。

指定場所

JP1/AJS3 - View上のファイル(ユーザー指定オプションファイル)

詳細については,「11.1.1 カスタマイズ方法の種類」を参照してください。

指定内容

次の形式で指定します。

jajsExecJobnetMonitorAllJobName={Yes|No}(改行)

選択したジョブが属するルートジョブネットの直下をマップエリアに表示する場合は「No」を,選択したジョブを直接マップエリアに表示したい場合は「Yes」を指定します。

デフォルトは「Yes」です。この項目を設定しない場合は,「Yes」が仮定されます。

なお,「Yes」を設定しているにもかかわらずルートジョブネットの直下がマップエリアに表示されるような場合,JP1/IM上のジョブネットモニタ起動インターフェース定義ファイルを変更する必要があります。

ファイルの変更方法を次に示します。

  1. 起動しているJP1/IM - Viewを終了する。

  2. JP1/IM - Managerのホストで,モニター画面呼び出し定義ファイルの拡張子を変更し,バックアップする。

    次に示すファイルの拡張子を変更してください。

    Windowsの場合:

    JP1/IM - Managerのインストール先フォルダ\conf\console\monitor\hitachi_jp1_ajs2_mon.conf

    または

    共有フォルダ\jp1cons\conf\console\monitor\hitachi_jp1_ajs2_mon.conf

    UNIXの場合:

    /etc/opt/jp1cons/conf/console/monitor/hitachi_jp1_ajs2_mon.conf

    または

    共有ディレクトリ/jp1cons/conf/console/monitor/hitachi_jp1_ajs2_mon.conf

    ファイルの拡張子の変更例は次の通りです。

    変更前:hitachi_jp1_ajs2_mon.conf

    変更後:hitachi_jp1_ajs2_mon.conf.bak

  3. JP1/AJS3 - ViewのホストからJP1/IM - Managerのホストに,モニター画面呼び出し定義ファイルをコピーする。

    次に示すファイルをコピーしてください。

    JP1/AJS3 - Viewのインストール先フォルダ\conf\hitachi_jp1_ajs2_mon.conf.0700

  4. 手順3でコピーしたファイルの名称を次のように変更する。

    変更前:hitachi_jp1_ajs2_mon.conf.0700

    変更後:hitachi_jp1_ajs2_mon.conf

  5. JP1/IM - Managerサービスを再起動する。

注意事項

ジョブネットモニタ起動インターフェース定義ファイルをJP1/IM - Managerのインストール先フォルダに配置したあとにJP1/IM - Managerをバージョンアップインストールまたは上書きインストールした場合には,ジョブネットモニタ起動インターフェース定義ファイルを再度配置してください。

指定例

選択したジョブが属するルートジョブネットの直下をマップエリアに表示する。

jajsExecJobnetMonitorAllJobName=No(改行)