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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド


11.3.18 JP1/AJS3のコマンドを実行できるようにする

JP1/AJS3のコマンドをJP1/AJS3 - Viewから実行できるようにします。

指定場所

JP1/AJS3 - Manager上のファイル(jajsExecutableCommand

詳細については,「11.1.1 カスタマイズ方法の種類」を参照してください。

指定内容

JP1/AJS3 - Manager上のファイルの指定方法を次に示します。

  • 英字の小文字だけを使用して記載します。

  • 実行できるようにするコマンドを1行につき一つ記載します。

  • コメント行とする場合は,先頭に「#」を記載します。

指定形式を次に示します。

実行できるコマンド名1
実行できるコマンド名2

JP1/AJS3 - Viewから実行できるJP1/AJS3のコマンドは次のとおりです。

  • ajslogprint

  • ajsprint

  • ajsshow

  • ajsstatus

注意事項
  • 次の指定行は無視されます。その際,エラーメッセージは出力されません。

    ・英字の大文字を含む行

    ・JP1/AJS3 - Viewから実行できないコマンドを記載した行

    ・空白文字だけの行

    ・改行だけの行

    ・記載誤り,重複する行

  • [JP1/AJS3のコマンドの登録]ダイアログボックスの[コマンド]には,jajsExecutableCommandに記載されている順序に,JP1/AJS3のコマンドが表示されます。

  • 指定した内容は,JP1/AJS3 - ViewからJP1/AJS3 - Managerにログインするときに参照されます。ログイン中のJP1/AJS3 - ViewにJP1/AJS3 - Manager上のファイル(jajsExecutableCommand)の変更を反映する場合は,JP1/AJS3 - Viewを再起動してください。

指定例1

ajsshowコマンドおよびajsprintコマンドを実行できるようにします。

ajsshow
ajsprint
指定例2

実行できないJP1/AJS3のコマンド,および「#」で始まる行を記載した例を次に示します。この場合,2行目のajsshowコマンドだけが実行できるようになります。

ajsdefine
ajsshow
(改行)
#ajsprint