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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド


9.13.2 ルートジョブネットの下位定義を編集する

サスペンド状態になったルートジョブネットの下位ユニットは,定義を編集できます。次の条件を満たしている場合に,ルートジョブネットの下位定義を編集できます。

実行登録中にルートジョブネットの下位定義を編集する手順を次に示します。

  1. [JP1/AJS3 - View]ウィンドウの機能メニューで[ステータス監視]をクリックする。

    [ステータス監視]が選択状態になります。

  2. リストエリアで,サスペンド状態を示すアイコンが表示されているルートジョブネットをクリックする。

    クリックしたルートジョブネットが選択状態になります。

  3. [編集]−[編集]を選択する。または,サスペンド状態を示すアイコンが表示されているルートジョブネットをダブルクリックする。

    [ジョブネットエディタ]ウィンドウが表示されます。

  4. 次に示すどれかの操作を実行して,ルートジョブネットの下位定義を編集する。

    • 新しいユニットを追加する。

    • 既存のユニットの定義を編集する。

    • 既存のユニットの定義を削除する。

注意事項
  • 既存のユニット名を変更できません。ただし,サスペンド中に追加したユニットについては,ユニット名を変更できます。

  • [切り取り]と[貼り付け(関連線あり)](または[貼り付け(関連線なし)])を実行して,ユニットを移動させることはできません。[コピー]と[貼り付け(関連線あり)](または[貼り付け(関連線なし)])を実行してから,コピー元のユニットに対して[削除]を実行して,ユニットを移動させてください。

  • 実行中のユニットは削除できません。

  • ホストリンクジョブネットまたはジョブネットコネクタの追加・削除はできません。

  • ホストリンクジョブネットまたはジョブネットコネクタが下位にあるユニットの削除,および貼り付けはできません。ただし,ホストリンクジョブネット,ジョブネットコネクタ,およびホストリンクジョブネットまたはジョブネットコネクタが下位にあるユニットは,次の操作ができます。

    ・関連線の追加・削除・編集

    ・先行・後続ユニットの追加・削除・編集

補足事項
  • 実行登録中に定義を編集した場合,過去の実行結果,実行中,および未来予定のすべての世代に対して影響を与えます。

  • 既存のユニットの定義を編集しても,過去の実行結果は保持されます。ただし,既存のユニットの定義を削除した場合は,過去の実行結果は保持されません。

  • 既存のユニットを変更または削除した場合,過去に実行されたときの構成と異なるため,再実行する際は注意してください。

  • ジョブネットの状態に関係なく,サスペンド中でもマップサイズを変更できます。