2.13.1 JP1/AJS3サービス起動時にジョブ,ジョブネット,プロセス,または組み込みDBが異常終了したときの対処方法
JP1/AJS3サービス起動時にジョブ,ジョブネット,プロセス,または組み込みDBが異常終了したときの対処方法を説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) 複製先の仮想マシンでJP1/AJS3サービス起動時に,ajsinetdプロセスが異常終了する
ajsinetdプロセスが異常終了して,メッセージKAVS1007-Eが出力される場合,複製先の仮想マシン上で自ホストのIPアドレス解決に失敗しているおそれがあります。次の手順を実施してください。
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統合トレースログのエラーメッセージを確認する。
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複製先の仮想マシンのホスト名を正しく設定する。正しく設定している場合は,複製先の仮想マシン上で自ホストの名前解決ができるようにする。
(2) 複製先の仮想マシンでJP1/AJS3サービス起動時に,ジョブまたはジョブネットが異常終了する
ジョブまたはジョブネットが異常終了して,メッセージKAVS0265-E,KAVS0262-Eが出力される場合,複製元の仮想マシンでジョブ実行中にJP1/AJS3サービスを終了し,コールドスタートをしなかったおそれがあります。次の手順を実施してください。
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統合トレースログのエラーメッセージを確認する。
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複製先の仮想マシンでJP1/AJS3サービスを停止する。
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JP1/AJS3サービスをコールドスタートで再起動する。
(3) 複製先の仮想マシンでJP1/AJS3サービス起動時に,組み込みDBが異常終了する
組み込みDBが異常終了して,メッセージKFPU00219-Eが出力される場合,組み込みDBシステム共通定義ファイルの定義が正しくないおそれがあります。次の手順を実行してください。
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メッセージKFPU00219-Eの内容から,定義が誤っている個所を特定する。
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組み込みDBシステム共通定義ファイルを修正する。
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JP1/AJS3サービスを再起動する。