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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング


2.9.1 Outlookを使用しないメール送信ジョブのトラブルへの対処

〈この項の構成〉

(1) プロファイルの作成方法がわからない

プロファイルを作成するには,jpomailprofコマンドに-addオプションを指定して実行します。

プロファイルの作成方法については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 連携ガイド 2.2.2(2) プロファイルを作成する」を,jpomailprofコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 3. 通常の運用で使用するコマンド jpomailprof(Windows限定)」を参照してください。

(2) SMTPサーバとの通信に失敗する

JP1/AJS3 - Viewの[実行結果詳細]ダイアログボックスで,メッセージKAVT3828-E〜KAVT3833-Eのどれかが出力されていないか確認してください。出力されている場合は,プロファイルの設定が誤っているおそれがあります。メッセージの対処方法に従って,プロファイルを見直してください。

(3) メール送信ジョブが異常終了する

次の内容について,確認・対応してください。

(4) メール送信ジョブが実行中のままでメールの送受信ができない

次の内容について,確認・対応してください。

(5) メール送信ジョブが正常終了したのにメールが届かない

メール送信ジョブが正常終了していれば,SMTPサーバにメールは送信できています。次の点を確認してください。

(6) メール送信ジョブを強制終了したのにtelsmail.exeプロセスが残る

メール送信ジョブを強制終了したときに,telsmail.exeプロセスが JP1/AJS3 から切り離されて,続行中の処理が完了するまで一定時間残ることがあります。

次の内容について,確認・対応してください。