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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド


5.2 データベースの使用状況を確認する

JP1/AJS3は,ジョブの定義情報およびジョブの実行登録情報などの管理にデータベースを使用しています。データの追加や削除を繰り返すと,データベースの利用効率が悪くなります。データベースの利用効率が悪くなると,データを検索するときの性能の劣化につながり,トラブルの原因になるおそれがあります。

そのため,データベースの使用状況を確認するとともに,自動メンテナンス機能またはajsembdbreclaimコマンドでのメンテナンスを,定例的な運用中の作業として実施してください。

なお,メンテナンスを定期的に実施していれば,データベースの再編成の必要は,通常ほとんどありません。ただし,データベースの利用効率が極端に悪くなった場合などには,再編成が必要になることもあります。データベースの再編成の方法については,「9.2.3 データベースを再編成する場合」を参照してください。

〈この節の構成〉