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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド


付録E.4 証明書の内容表示

JP1/AJS3 - Web Consoleが提供している証明書ファイルの内容を表示するためのコマンドです。JP1/AJS3 - Web Consoleのバージョンによって提供しているコマンドが異なります。

形式

JP1/AJS3 - Web Console 11-10-02以前または11-00-10以前の場合

certutil cert -in 証明書ファイル -text

certutilコマンドのパスは,Windowsの場合「JP1/AJS3 - Web Consoleのインストール先フォルダ\uCPSB\httpsd\sbin\certutil」,Linuxの場合「/opt/jp1ajs3web/uCPSB/httpsd/sbin/certutil」です。

上記以外のバージョンの場合

Windowsのとき
openssl.bat x509 -in 証明書ファイル -text

openssl.batのパスは,「JP1/AJS3 - Web Consoleのインストール先フォルダ\uCPSB\httpsd\sbin\openssl.bat」です。

openssl.batの実行権限については,OpenSSLの公式サイトを参照してください。

Linuxのとき
openssl.sh x509 -in 証明書ファイル -text

openssl.shのパスは,「/opt/jp1ajs3web/uCPSB/httpsd/sbin/openssl.sh」です。

openssl.shの実行権限については,OpenSSLの公式サイトを参照してください。

引数
-in 証明書ファイル

表示する証明書ファイルを指定します。

使用例1

certutil certコマンドを使用して証明書(httpsd.pem)を表示する場合の使用例を次に示します。

certutil cert -in httpsd.pem -text
使用例2

openssl.bat x509コマンドを使用して証明書(httpsd.pem)を表示する場合の使用例を次に示します。

certutil cert -in httpsd.pem -text