Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド


1.2.12 その他の機能

〈この項の構成〉

(1) サブミットジョブ実行制御

サブミットジョブ実行制御は,バージョン8までジョブ実行制御機能で管理されていたジョブのうち,次のジョブだけを管理します。

サブミットジョブ実行制御では,エージェント管理制御とは別に定義したキューおよびエージェントを使用します。これらの構成定義情報,およびサブミットジョブ実行制御に実行登録されたジョブ情報は,ISAM形式のデータベースで管理します。

サブミットジョブ実行制御を使用する場合の設定については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 7.1.2 QUEUEジョブ,サブミットジョブを使用する場合の設定」を参照してください。

(2) キューレスジョブ実行制御

キューを使用しないジョブ(キューレスジョブ)を実行する機能です。キューレスジョブは,ジョブの実行登録時にマネージャーホスト側のジョブ実行制御を経由しないで,直接エージェントに転送されて実行されます。

(3) フレキシブルジョブ実行制御

フレキシブルジョブを実行する機能です。フレキシブルジョブは,ジョブの実行時にマネージャーホスト側のジョブ実行制御から中継エージェントを経由して,宛先エージェントに転送されて実行されます。

(4) JP1/AJS3 - Print Option制御

JP1/AJS3 - Print Optionを使うと,ジョブネットやスケジュールの情報を,ジョブネット定義情報,実行予実績確認表,実行結果確認表などの帳票レイアウトの形式で表示したり,印刷したりできます。

また,ジョブネットやスケジュールの情報をCSV形式で出力して,自由に編集することもできます。

JP1/AJS3 - Print Optionの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 - Print Option」を参照してください。