Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド


4.5.16 ジョブネットやジョブの一時変更の操作情報を確認・再操作する

ジョブネットやジョブに行った計画一時変更や保留属性変更などの操作情報を,一覧で表示して確認できます。この操作情報を一時変更情報といいます。

また,一時変更情報の一覧から任意の操作を選択し,操作情報を再度,ジョブネットやジョブに反映できます。この再反映を一時変更の再操作といいます。

一時変更情報の確認および一時変更の再操作は,環境設定パラメーターSAVEPLANINFOの設定値を「yes」にすることで実行できます。環境設定パラメーターSAVEPLANINFOについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 20.4 スケジューラーサービス環境設定」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) 一時変更情報の確認

一時変更情報は,JP1/AJS3 - Viewの[一時変更情報の一覧]ダイアログボックスで確認できます。また,一時変更情報の一覧は,[一時変更情報の一覧]ダイアログボックスからCSV形式で出力したり,ajsplanoutコマンドで標準出力に出力したりできます。一時変更情報の確認方法については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド 9.17.1 一時変更情報を確認する」を,[一時変更情報の一覧]ダイアログボックスの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド 12.3.40 [一時変更情報の一覧]ダイアログボックス」を参照してください。また,ajsplanoutコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 3. 通常の運用で使用するコマンド ajsplanout」を参照してください。

(a) 一時変更情報として保存される操作

一時変更情報として保存される操作を次に示します。

  • 計画一時変更(日時変更/即時実行/実行中止/変更解除)

  • 保留属性変更(保留属性設定/保留属性解除)

  • 遅延監視変更(開始遅延監視/終了遅延監視/ジョブネット監視)

  • 優先順位変更

  • 実行順序制御方式の一時変更(同期/非同期)

  • 起動条件の無効化,成立待ち時間の変更,成立待ち回数の変更

  • 待ち合わせ条件の一時変更(待ち合わせ無効化/有効化)

  • 実行予定の追加

  • 世代指定による登録解除

注※

実行IDでの指定,または世代の自動判定での指定によって操作の対象世代を指定した場合でも,一時変更情報としては実行登録番号が保存されます。

一時変更情報は,ユーザーが一時変更操作を行ったときに,JP1/AJS3 - Managerに保存されます。一時変更情報が保存されるのは,環境設定パラメーターSAVEPLANINFOを「yes」にして,一時変更の操作管理機能を使用している場合だけです。環境設定パラメーターSAVEPLANINFOを「yes」に設定する前に行った一時変更操作の情報は,一覧に表示されません。

補足事項
  • コマンドの操作で,総称名の指定または複数ユニットの指定によって一時変更した場合は,複数のユニットに対する一時変更情報がまとめて保存されるのではなく,個々のユニット対する一時変更情報がそれぞれ保存されます。

  • ajsplanコマンドでプランニンググループを指定して一時変更した場合は,プランニンググループに対する一時変更情報が保存されるのではなく,-Xオプションによって自動的に選択されたルートジョブネットに対する一時変更情報が保存されます。

  • 一時変更情報の一覧を表示する際は,一覧を表示するユーザーに,表示しようとしているユニットのルートジョブネットに対して参照権限が設定されているかどうかをチェックし,権限があれば一覧を表示します。表示しようとしているユニットおよび配下のユニットに対する権限はチェックしません。

  • リリース登録されているルートジョブネットの一時変更情報の一覧を表示する場合は,現在適用中であるルートジョブネットの定義に対して参照権限があるかどうかをチェックします。

(b) 一時変更情報の保存期限

ジョブネットやジョブに行った各操作が,一時変更情報として保存される期限を,次の表に示します。

表4‒9 一時変更情報の保存期限

項番

一時変更情報

保存期限

1

計画一時変更

  • 日時変更

    変更前と変更後の実行予定の開始予定日を比べて,先(未来)の開始予定日まで。

  • 即時実行

    即時実行した実行予定の開始予定日まで。

  • 実行中止

    計画実行登録したルートジョブネットに対する実行中止の場合,実行中止後に確定された次回実行予定の開始予定日まで。

    それ以外の場合は,実行中止した実行予定の開始予定日まで。

  • 変更解除

    解除した一時変更操作の保存期限まで。

2

保留属性変更

一時変更した実行予定の開始予定日まで。

3

遅延監視変更

4

優先順位変更

5

実行順序制御方式の一時変更

6

起動条件の無効化,成立待ち時間の変更,成立待ち回数の変更

7

待ち合わせ条件の一時変更

8

実行予定の追加

追加した実行予定の開始予定日まで。

9

世代指定による登録解除

登録解除した実行予定の開始予定日まで。

注※

リリース登録されている場合,リリースされる直前の実行予定を実行中止したときは,実行中止した実行予定の開始予定日までが保存期限になります。

ただし,一時変更情報の保存期限は,ルートジョブネットのスケジュールが24時間制か48時間制かによって異なります。

  • 24時間制スケジュールの場合

    一時変更情報の保存期限の基準時刻から24時間後(基準時刻が0:00ならば24:00の1秒前)までです。

  • 48時間制スケジュールの場合

    一時変更情報の保存期限の基準時刻から48時間後(基準時刻が0:00ならば48:00の1秒前)までです。

また,一時変更した実行予定に対して,複数の一時変更操作を行っていた場合は,これら操作の保存期限で最も先(未来)の日付が保存期限となります。

(c) 注意事項

  • ajslocaldateコマンドを使用してスケジューラーサービスローカル日時を変更している場合,ajsplanoutコマンドで出力される一時変更情報の内容と,[JP1/AJS3 - View]ウィンドウなどで[一時変更情報の一覧]を選択したときに表示される一時変更情報の内容が異なることがあります。

    -bオプションを指定しないでajsplanoutコマンドを実行した場合と[一時変更情報の一覧]を選択した場合の,表示開始日の基準となる現在日時は次のようになります。

    • -bオプションを指定しないでajsplanoutコマンドを実行した場合

      指定したジョブネットが属するスケジューラーサービスローカル日時の現在日時

    • [一時変更情報の一覧]を選択した場合

      JP1/AJS3 - Viewが動作しているシステムの現在日時

    これは,[一時変更情報の一覧]ダイアログボックスでは複数のスケジューラーサービスにわたる一時変更情報を同時に表示できるため,スケジューラーサービスごとの設定に依存しないようにしているためです。

  • 一時変更情報は,ジョブエラー情報ディレクトリに格納されるデータであり,一時変更操作を行うたびにディスク占有量が増加します。ただし,保存期限を過ぎた一時変更情報が保存されているルートジョブネットおよびその配下のユニットに対して一時変更情報として保存される操作を行ったとき,保存期限を過ぎた一時変更情報が自動的に削除されます。ディスク占有量の見積もりについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 3.2.4 ディスク占有量を見積もる」を参照してください。

(2) 一時変更の再操作

一時変更の再操作は,[一時変更情報の一覧]ダイアログボックスで任意の一時変更情報を選択し,[再操作実行]ボタンをクリックすることで実行できます。この操作は,主にジョブネットリリース機能によって定義を切り替えるジョブネットの実行予定を,リリース登録前に一時変更している場合に,その内容をリリース登録後のスケジュールに反映(再操作)させるために使用します。

リリース登録前の一時変更をリリース登録後に再操作させる例を,次の図に示します。

図4‒43 リリース登録前の一時変更をリリース登録後に再操作させる例

[図データ]

一時変更の再操作の手順については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド 9.17.2 一時変更を再操作する」を参照してください。

(a) 一時変更の再操作対象となる実行予定

JP1/AJS3では,一時変更操作の対象となる実行予定は,次の三つの方法のどれかで指定します。

  • 実行IDでの指定

  • 世代の自動判定での指定

  • 実行登録番号での指定

しかし,一時変更を再操作する場合,再操作の対象となる実行予定は,一時変更操作の対象となる実行予定の指定方法とは関係なく,実行登録番号を基に算出されます。一時変更操作の対象となる実行予定を「実行IDでの指定」または「世代の自動判定での指定」で指定した場合でも,一時変更の再操作の対象は,一時変更操作の対象となる実行予定の指定方法が「実行登録番号での指定」に変換され,実行登録番号が算出された上で決定されます。

これは,再操作の対象を実行IDや世代の自動判定で算出してしまうと,次に示す問題が発生するためです。

実行IDで再操作の対象を算出する場合

リリース登録によってジョブネット定義が切り替わると,切り替え後のジョブネット定義の実行予定は作成し直され,実行IDも採番し直されます。

実行IDが採番し直されると,リリース後の実行予定の中に一時変更操作の際に指定した実行IDがなくなってしまいます。そのため,一時変更を再操作する対象が算出できなくなってしまいます。

世代の自動判定で再操作の対象を算出する場合

世代の自動判定では,自動判定するときの実行予定の状態を基に,対象となる実行予定を自動的に判定します。リリース登録によってジョブネット定義が切り替わると,切り替え後のジョブネット定義の実行予定の状態が変わってしまいます。そのため,リリース後の一時変更の再操作対象として,意図しない実行予定が自動判定で指定されてしまうおそれがあります。

一時変更の再操作の対象となる実行予定が算出される例を,次の図に示します。

図4‒44 一時変更の再操作の対象となる実行予定が算出される例

[図データ]

この例では,JobnetAの8/2の実行予定@A102に対して,実行IDで世代を指定した上で,一時変更で保留属性を設定しています。JobnetAをリリース登録して8/2以降の実行予定をリリースすると,実行IDでの指定は,実行登録番号での指定に変換されます。そのため,JobnetAの8/2の実行予定の実行IDが@A102から@A103に変わっていても,実行登録番号で指定された実行予定を対象に,一時変更を再操作できます。

なお,実行登録番号での指定に変換された場合でも,意図した実行予定に対して再操作されない場合があります。次に,意図した実行予定に対して一時変更が再操作されない場合について説明します。

実行登録番号を暦日として扱う設定にしている場合

実行登録番号を暦日として扱う設定にしている場合,リリース登録後の実行予定に一時変更を再操作できないことがあります。

実行登録番号を暦日として扱う設定にしている場合の例を,次の図に示します。

図4‒45 実行登録番号を暦日として扱う設定にしている場合の例

[図データ]

この例では,JobnetAのスケジュールを24時間制にして,基準時刻を8:00に設定しています。JobnetAの8/2の実行予定に対して,実行IDで世代を指定した上で,一時変更で保留属性を設定します。JobnetAをリリース登録して8/2以降の実行予定をリリースすると,実行IDでの指定が実行登録番号での指定に変換され,再操作の対象世代が「8/2の1番目の実行予定」になります。しかし,リリース後の8/2の実行予定の開始予定時刻は25:00であり,実行登録番号を暦日として扱う場合,この実行予定は8/3の実行予定であるため,この一時変更は再操作できません。

この場合,実行登録番号を実行日として扱う設定にすることで,一時変更を再操作できるようになります。

実行登録番号を実行日として扱う設定にしている場合の例を,次の図に示します。

図4‒46 実行登録番号を実行日として扱う設定にしている場合の例

[図データ]

実行登録番号を実行日として扱う設定の場合,リリース後の8/2の実行予定の開始予定時刻が25:00でも,この実行予定は8/2の実行予定として扱われるため,一時変更を再操作できます。

なお,実行登録番号を暦日として扱うか実行日として扱うかの設定は,環境設定パラメーターEXECREGISTRATIONNUMBERで設定します。

環境設定パラメーターEXECREGISTRATIONNUMBERの注意事項
  • バージョン09-10以前のJP1/AJS3からバージョンアップしている場合,環境設定パラメーターEXECREGISTRATIONNUMBERにはデフォルトで「calendar(暦日)」が設定されます。この場合,設定値を「execution(実行日)」に変更することを推奨します。

  • JP1/AJS3の運用中に環境設定パラメーターEXECREGISTRATIONNUMBERを変更する場合,スケジューラーサービスをコールドスタートしてください。コールドスタートしないと,JP1/AJS3 - Viewやコマンドで表示している一時変更情報の実行登録番号とJP1/AJS3が保持している実行登録番号が不一致になり,一時変更が正しく再操作されなくなります。

実行予定の追加・削除によって実行予定の順序が変わってしまう場合

実行予定を追加したり,削除したりして実行予定の順序が変わってしまう場合,意図した実行予定に一時変更を再操作できないことがあります。

実行予定の追加によって実行予定の順序が変わってしまう場合の例を,次の図に示します。

図4‒47 実行予定の追加によって実行予定の順序が変わってしまう場合の例

[図データ]

この例では,8/2の実行予定@A102に対して,実行IDで世代を指定した上で,一時変更で保留属性を設定します。JobnetAをリリース登録して8/2以降の実行予定をリリースすると,実行IDでの指定が実行登録番号での指定に変換され,再操作の対象世代が「8/2の1番目の実行予定」になります。しかし,リリース登録後,8/2に@A103よりも実行開始予定時刻の早い実行予定@A104を追加すると,@A104が「8/2の1番目の実行予定」になります。そのため,一時変更は@A104に再操作されます。

リリース登録後にスケジュールルールを追加したり削除したりする場合は,再操作対象の実行予定が正しいかどうか,および再操作結果に問題がないかどうかを確認する必要があります。

(b) 注意事項

一時変更の再操作には,次に示す注意事項があるため再操作の際には必ず,[一時変更情報の一覧]ダイアログボックスで再操作しても問題ないことを確認した上で,実行してください。

なお,一時変更の再操作でエラーが発生した場合は,[一時変更の再操作処理結果]ダイアログボックスが表示され,エラーの内容を確認できます。[一時変更の再操作処理結果]ダイアログボックスについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド 12.3.41 [一時変更の再操作処理結果]ダイアログボックス」を参照してください。

■ ジョブネットの定義変更に関する注意事項

  • 操作対象のユニットの名称を変更しないでください。ユニットの名称を変更した場合は,再操作するときにエラーになります。

  • 操作対象のユニットを削除しないでください。削除した場合は,再操作するときにエラーになります。

■ スケジュールの定義変更に関する注意事項

  • 操作対象のジョブネットのスケジュールルールは,追加または削除しないでください。スケジュールルールを追加または削除した場合,一時変更が正しく再操作されなかったり,エラーになったりします。

  • 操作対象のジョブネットのスケジュール定義で,スケジュールの実行日を変更しないでください。スケジュールの実行日を変更した場合,一時変更が元の実行予定に対して正しく再操作されなかったり,エラーになったりします。

■ 一時変更の再操作に関する注意事項

  • 過去の実行予定に対する一時変更は,一時変更の再操作機能を使用するのではなく,個別に対応してください。過去の実行予定に対して一時変更を再操作させた場合,エラーになることがあります。

  • 一時変更の即時実行の操作は,再操作するかどうかを確認してください。再操作すると,すぐに即時実行が行われます。

  • 日またがりの日時変更で現在時刻をまたぐような変更は,一時変更の再操作機能を使用するのではなく,個別に対応してください。現在時刻をまたぐような一時変更(日時変更)の再操作はエラーになります。

  • 起動条件付きジョブネットの実行世代に対する操作は保存されません。

  • 「未計画」状態の世代に対する操作は保存されません。

  • 次の実行予定に対する再操作は,一時変更の再操作機能を使用するのではなく,個別に対応してください。

    • リリース日時の時刻に基準時刻以外を指定してリリース登録したジョブネットの,リリース日時に指定した日の実行予定

    • リリース日時の時刻に基準時刻以外を指定してリリース登録したジョブネットをリリース中止した場合の,リリース中止前のリリース日時に指定した日の実行予定

    例えば,基準時刻が0:00で,リリース日時に7/10の9:00を指定してリリース登録した場合は,7/10の実行予定が該当します。このとき,7/10の実行予定を再操作するには,一時変更の再操作機能を使用するのではなく,個別に対応してください。

  • 同じユニットを複数のJP1/AJS3 - Viewから同時に再操作しないでください。同じユニットを同時に再操作すると,同じ一時変更が複数回再操作されたり,意図しない実行予定に対する一時変更が再操作されたりします。

  • ajsleaveコマンドを実行して登録解除する場合,世代を指定して登録解除できます。登録解除する世代は,実行ID,または実行登録番号で指定します。実行登録番号で指定する場合,次のどれかの形式で指定します。

    • all

    • schedule

    • result

    • YYYYMMDD

    • YYYYMMDDNNN

    注※

    YYYY:実行年,MM:実行月,DD:実行日,NNN:実行日の世代の実行順

    このうち,「all」,「schedule」,「result」の形式で指定すると,一時変更情報は保存されません。

    また,「YYYYMMDD」の形式で指定すると,「YYYYMMDD」形式の指定で対象になるすべての世代の一時変更情報が保存されます。

    なお,JP1/AJS3 - Viewで登録解除する場合は,期間指定での登録解除または全登録解除だけなので,一時変更情報は保存されません。

  • 一時変更情報は,一つのルートジョブネットに対して,1日当たり999世代分を保存できます。1,000世代目以降に対して一時変更操作を行った場合,統合トレースログにメッセージKAVS4671-Eが出力され,一時変更情報は保存されません。そのため,一つのルートジョブネットで1日に実行する世代が999世代を超えないように運用してください。

■ その他の注意事項

  • JP1/AJS3の運用中には,環境変数TZを変更しないでください。一時変更の実行時と一時変更の再操作時でタイムゾーンが異なる場合,一時変更が正しく再操作されなかったり,エラーになったりします。

  • 同一ルートジョブネット内で,環境変数TZが異なる実行予定を作成しないでください。タイムゾーンが異なると,同一実行日でも1日とする範囲が異なるため,実行登録番号がわかりにくくなります。

  • JP1/AJS3の運用中には,基準時刻を変更しないでください。一時変更の実行時と一時変更の再操作時で基準時刻が異なる場合,一時変更が正しく再操作されなかったり,エラーになったりします。

    運用中に基準時刻を変更する場合は,スケジューラーサービスをコールドスタートしてください。

  • 一時変更の再操作は,操作対象のユニットに操作権限を持つJP1ユーザーが実行してください。一時変更の再操作は,一時変更したJP1ユーザーではなく,再操作時のJP1ユーザーで実行されるため,操作権限を持っていない場合はエラーになります。

  • 再操作する一時変更にルートジョブネットの実行予定の追加(ajsentryコマンドの-d,-tオプション)が含まれている場合は,JP1ユーザーにマッピングされるOSユーザーに注意してください。

    追加された実行予定の配下のジョブの実行ユーザー種別が登録ユーザーである場合は,再操作時のJP1ユーザーにマッピングされるOSユーザーで実行されます。そのため,該当するOSユーザーが実行ファイルなどのOS資源に対する権限を持っていない場合は,ジョブ実行時にエラーになります。