Hitachi

JP1 Version 12 ジョブ管理 基本ガイド(ジョブスケジューラー編)


2.5.1 JP1/AJS3 - Web Consoleをインストールする

Web ConsoleサーバにJP1/AJS3 - Web Consoleをインストールします。

前提条件

操作手順

  1. JP1のすべてのプログラムを終了する。

  2. 環境変数LANGにJP1を動作させる文字コードを指定する。

    文字コードとしてUTF-8を指定する例を次に示します。

    例)export LANG=ja_JP.UTF-8

  3. 提供媒体をドライブに入れる。

  4. 次のコマンドを実行して,提供媒体をマウントする。

    /bin/mount -t iso9660 -r デバイススペシャルファイル名 /mnt/dvdrom

    提供媒体ファイルシステムのマウントディレクトリ名(/mnt/dvdrom)は,環境によって異なります。マウント方法の詳細は,OSのドキュメントを参照してください。

    なお,自動的にマウントされた場合は,この手順はスキップしてください。

  5. 次のコマンドを実行して,Hitachi PP Installerをインストールおよび起動する。

    /mnt/dvdrom/X64LIN/setup /mnt/dvdrom

    /mnt/dvdromには,ご使用になる提供媒体のマウントディレクトリ名を指定してください。自動的にマウントされた場合,/mnt/dvdromにはデバイススペシャル名を指定してください。

    Hitachi PP Installerが起動すると,初期画面が表示されます。表示される初期画面例を次に示します。

    [図データ]

  6. Hitachi PP Installerの初期画面に「L」を入力して,ソフトウェアの一覧を表示する。

  7. ソフトウェアの一覧のカーソルを「JP1/AJS3 - Web Console」に移動させ,スペースバーで選択する。

  8. Hitachi PP Installerに「I」を入力して,JP1/AJS3 - Web Consoleのインストールを開始する。

  9. インストール完了後,「Q」を入力して初期画面に戻る。

  10. Hitachi PP Installerを終了する。

  11. システムの起動時にJP1/AJS3 - Web Consoleが自動で起動するように,JP1/AJS3 - Web Consoleの自動起動スクリプトを設定する。

    viなどのテキストエディターで「/etc/rc.d/init.d/jp1ajs3web」を開き,「/etc/opt/jp1ajs3web/jajs_web」が記載されている行の先頭の「: # 」を削除します。

    変更前

    : # /etc/opt/jp1ajs3web/jajs_web

    変更後

    /etc/opt/jp1ajs3web/jajs_web

操作結果

Web ConsoleサーバにJP1/AJS3 - Web Consoleがインストールされました。

また,システムの起動時にJP1/AJS3 - Web Consoleが自動で起動するようになりました。

次の作業

サービスの起動を確認します。

関連項目