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JP1 Version 12 JP1/Navigation Platform ナビゲーション プラットフォーム コンテンツ作成ガイド


6.10.8 ダッシュボード画面で共通する操作

〈この項の構成〉

(1) ダッシュボード選択画面の表示

図6‒18 「Dashboard」のリンク

[図データ]

画面左上に配置してあるメニューアイコンをクリック後,「Dashboard」のリンクをクリックすると,ダッシュボード選択画面に遷移します。

(2) 表示対象範囲の選択

解析結果の表示対象範囲は,画面右上に配置してある「表示範囲」のリンクをクリックして表示される画面で選択します。

図6‒19 「表示範囲」のリンク

[図データ]

画面右上に配置してある「表示範囲」のリンクをクリックすると,表示対象範囲選択画面を表示します。

表示対象範囲の開始と終了は,それぞれ次の3つのリンクのどれかを選択して表示される画面で指定できます。表示対象範囲の開始と終了を指定して[更新]ボタンをクリックすると,指定した表示対象範囲の解析結果を再生成して,ダッシュボード画面に表示します。

デフォルトでは,表示対象範囲の開始は「Relative」リンクの「6 Months ago」,表示対象範囲の終了は「Now」リンクが指定された状態です。

また,表示対象範囲の終了には,現在日時以前の日時を指定できます。

(a) 「Absolute」リンクから表示対象範囲を指定する

「Absolute」リンクを選択して表示される画面で,表示対象範囲の開始または終了に,絶対的な日時を指定できます。

図6‒20 「Absolute」リンクを選択したあとに表示される画面

[図データ]

(b) 「Relative」リンクから表示対象範囲を指定する

「Relative」リンクを選択して表示される画面で,表示対象範囲の開始または終了に,現時点からの相対指定の日時を指定できます。「Round to the month」を有効にすると,指定した月の最初の日を指定できます。

図6‒21 「Relative」リンクを選択したあとに表示される画面

[図データ]

(c) 「Now」リンクから表示対象範囲を指定する

「Now」リンクを選択して表示される画面で,「Set start date and time to now」または「Set end date and time to now」をクリックすると,表示対象範囲の開始または終了に,現在日時を指定できます。

図6‒22 「Now」リンクを選択したあとに表示される画面

[図データ]

表示開始日時および終了日時を絶対時間で指定し,[Go]ボタンをクリックすると,指定した表示対象範囲の解析結果を再生成して,ダッシュボード画面に表示します。

(3) 解析データのフィルタリング

ダッシュボード画面に表示されている解析結果は,フィルタリングできます。

(a) フィルタの設定

グラフ上でマウスをクリックした場合は,横軸または縦軸(色分けされているとき)の値でフィルタを設定します。

縦軸が色分けされているときは,横軸と縦軸のどの値にフィルタを設定するかを選択する次の画面が表示されます。フィルタを設定する値をチェックし,[Apply]ボタンをクリックすると,チェックした値にフィルタが設定されます。[Cancel]リンクをクリックすると,フィルタは設定されません。

図6‒23 フィルタ選択画面の表示例

[図データ]

表のセルの上にマウスオーバーすると,右側にフィルタ追加アイコンが表示されます。

図6‒24 フィルタ追加アイコンの表示例

[図データ]

フィルタ追加アイコンをクリックすると,クリックしたセルの値でフィルタを設定します。

(b) フィルタの操作

フィルタ設定時は,画面上部に設定フィルタが表示されます。

図6‒25 フィルタ設定時に表示される設定フィルタの例

[図データ]

フィルタ上にマウスを移動させると,フィルタの設定を変更できるアクションが表示されます。

図6‒26 マウスオーバー時に表示されるアクション

[図データ]

  • 「Pin across all apps」

    クリックすると,ダッシュボード選択画面で選択できるすべてのダッシュボード画面で有効になるフィルタの状態を有効に切り替えて,ダッシュボード画面を再表示します。有効に切り替えると,アクションのラベル表示が「Unpin」に変わります。

  • 「Exclude results」

    クリックすると,フィルタの条件を反転するかどうかの状態を有効に切り替えて,ダッシュボード画面を再表示します。有効に切り替えると,アクションのラベル表示が「Include results」に変わります。

  • 「Temporarily disable」

    クリックすると,フィルタの有効と無効を有効に切り替えて,ダッシュボード画面を再表示します。有効に切り替えると,アクションのラベル表示が「Re-enable」に変わります。

  • 「Delete」

    クリックすると,フィルタを削除します。

重要
  • フィルタを複数設定することで,上部のフィルタ表示領域が2行になると,画面が乱れることがあります。この場合は,1行で収まるようにフィルタ数を調節してください。

  • フィルタを複数設定すると,ブラウザのURLの長さ制限によってエラーになることがあります。この場合は,URLの長さ制限にかからない程度にフィルタ数を調節してください。

(4) グラフの操作

横軸が経過時間(タイムスタンプ)を表しているグラフ上でマウスをドラッグすると,ドラッグ開始から終了までの期間を表示範囲として指定した形で解析結果を再生成して,ダッシュボード画面に表示します。

(5) 表の操作

(a) ソート

表先頭行のソートアイコンをクリックすると,該当カラムで昇順にソートします。すでにソートが指定されている場合は,ソートの昇順と降順を切り替えます。

図6‒27 ソートアイコン

[図データ]

(b) ダウンロード

表の左下にある「Raw」または「Formatted」のリンクをクリックすると,表のデータをダウンロードできます。

図6‒28 ダウンロード用のリンク

[図データ]

  • 「Raw」のリンク

    リンクをクリックすると,元となった操作ログに記載されている内容がCSV形式でダウンロードできます。

  • 「Formatted」のリンク

    リンクをクリックすると,timestamp列の値を日時に変換し,msec列の値を3桁ごとに区切った形に変換した内容がCSV形式でダウンロードできます。

    (例)timestamp列の変換後の値

    2019/01/12△13:47:37

    (凡例)△:半角スペース

    (例)msec列の変換後の値

    1.484.196.457.903

(c) ページ移動

表の行が一画面に入らない場合は,表の右下に表示されるページャーの数字をクリックすることで,ページごとに表示することができます。

図6‒29 ページャーの表示例

[図データ]