5.11.2 JavaScriptプラグインパーツの使い方
JavaScriptを実行するノードにJavaScriptプラグインパーツを配置します。
JavaScriptプラグインパーツには,JavaScript内の変数と値の受け渡しができる入力パラメタおよび出力パラメタを定義できます。JavaScriptプラグインパーツとガイドパーツを関連づけると,ガイドパーツで入力した値をJavaScriptプラグインパーツの入力パラメタとして使用したり,JavaScriptプラグインパーツの出力パラメタに出力された値をガイドパーツに出力したりすることができます。
入力パラメタを使用する場合は,[属性の設定]画面での設定に加えて,テキストボックスなどのガイドパーツを入力パラメタにつないでおきます。これによって,利用者が入力した値に従ってJavaScriptが実行されるようになります。また,出力パラメタに出力された値をガイドパーツに出力する値として使用する場合は,[属性の設定]画面での設定に加えて,出力パラメタをガイドパーツにつないでおきます。
JavaScriptプラグインパーツに記述したJavaScriptは次のタイミングで実行されます。
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出力パラメタから結線したガイドパーツがない場合
JavaScriptプラグインパーツを配置したノードから次のノードに遷移するときにJavaScriptを実行します。
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出力パラメタから結線したガイドパーツがある場合
ガイドパーツから結線した入力パラメタがないときは,JavaScriptプラグインパーツを配置したノードに遷移するときにJavaScriptを実行します。
ガイドパーツから結線した入力パラメタがあるときは,JavaScriptプラグインパーツを配置したノードに遷移するときにJavaScriptを実行し,次のノードに遷移するときにJavaScriptの出力処理を行います。
また,JavaScriptプラグインパーツでは,ナビゲーション プラットフォームが提供するAPI(JavaScript API)を使用して,指定したURLを呼び出すことができます。詳細については,「5.12 JavaScriptプラグインパーツで使用できるAPI」を参照してください。