3.6.5 バージョンアップ手順
ナビゲーション プラットフォームをバージョンアップする手順を示します。
- 〈この項の構成〉
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(1) バージョンアップ対象データのバックアップ手順
バージョンアップ前の環境で次の手順を実施してください。
- メモ
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手順内のプロパティやディレクトリについては,バージョンアップ対象の製品のマニュアルを参照してください。
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任意の場所にバックアップ用フォルダを作成します。
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バックアップ用フォルダ直下にcontentsフォルダを作成します。
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次のとおりコマンドを実行して,contentsフォルダにすべての業務コンテンツをエクスポートします。
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\bin\npexport バックアップ用フォルダのパス\contents\backupcontents.zip
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バックアップ用フォルダ直下にhtdocsフォルダを作成します。
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次のフォルダをバックアップ用フォルダ直下のhtdocsフォルダにコピーします。
ナビゲーション プラットフォーム インストールディレクトリ\PP\uCPSB\httpsd\htdocs\ucnpuserstaticfiles
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手順5.でコピー元となったhtdocsフォルダにucnpuserstaticfiles以外のフォルダがある場合は,バックアップ用フォルダ直下のhtdocsフォルダにコピーします。
ただし,ucnpフォルダはコピーする必要はありません。
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次のフォルダをバックアップ用フォルダ直下にコピーします。
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\conf
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JP1/Navigation Platformを12-50より前のバージョンから12-50以降にバージョンアップする場合は,Javaツールのnative2asciiコマンドを使用して,既存のプロパティファイルの文字コードをUTF-8形式に変換します。
変換対象のプロパティファイルは,手順7でバックアップ用フォルダ直下にコピーした「ナビゲーション プラットフォーム インストールディレクトリ\conf」内に存在する次のファイルです。
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ucnp_label_user_ja.properties
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ucnp_message_user.properties
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ucnp_user.properties
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ucnp_setup_user.properties
次のコマンドを実行して,変換対象のプロパティファイルの文字コードをUTF-8形式に変換します。
native2ascii -reverse -encoding UTF-8 変換対象のプロパティファイル名 一時保存用の任意のファイル名 copy 一時保存用の任意のファイル名 変換対象のプロパティファイル名
- 注意事項
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上記の手順によるUTF-8形式への変換は,既存の変換対象のプロパティファイルに対してだけ実施してください。
また,変換を実施する前に,変換対象のプロパティファイルをバックアップすることを推奨します。
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プラグインを利用している場合にプラグインをバックアップします。
次の手順は,開発環境のバージョンアップの場合に実施してください。
次のバックアップ元フォルダを,バックアップ用フォルダにフォルダごとコピーしてください。
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ナビゲーション プラットフォーム インストールディレクトリ\pluginSDK
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ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\usrlib\sys
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ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\PP\uCPSB\CC\server\usrconf\ejb\uCNP_J2EE\usrconf.properties
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ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\PP\uCPSB\CC\server\usrconf\ejb\uCNP_J2EE\usrconf.cfg
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リソースアダプタの設定ファイル(Connector属性ファイル)
開発環境で,cjsetpropコマンド実行時に指定した場所から取得してください。
実行環境のバージョンアップの場合,次のディレクトリもバックアップ用フォルダにバックアップしてください。
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ナビゲーション プラットフォーム インストールディレクトリ\plugin_files
プラグインデータを別の場所に格納している場合は,「6.6.1 開発環境から受け取るファイル」を参照して,必要なファイルを取得し,バックアップしてください。
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データベースの拡張回数を確認します。
次のフォルダ内に存在する「usr_contents_」から始まるファイルの数がDBを拡張した回数になるため,数を確認してください。
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\PP\DB\AREA
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ナビゲーション プラットフォームを停止します。
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操作ログをバックアップします。
操作ログ機能を有効にしている場合は,この手順を実施してください。
次のバックアップ元フォルダを,バックアップ用フォルダにフォルダごとコピーしてください。
- バックアップ元フォルダ
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ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\operationlogs
操作ログの格納フォルダは,ユーザプロパティファイル(ucnp_user.properties)のucnp.base.server.operationlog.pathプロパティで変更できます。プロパティの値をデフォルト値から変更している場合,プロパティの値で設定しているフォルダを対象にバックアップしてください。
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ダッシュボードサーバのメモリ容量の設定をバックアップします。
ダッシュボード機能を利用している場合は,この手順を実施してください。
バックアップ用ディレクトリにopensearchフォルダを作成し,次のバックアップ元フォルダをフォルダごとコピーしてください。
- バックアップ元フォルダ
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ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\PP\OpenSearch\opensearch\config
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タスクをバックアップします。
ナビゲーション プラットフォームのコマンドを実行するタスクを作成している場合は,この手順を実施してください。
バックアップ用ディレクトリにtaskフォルダを作成し,ナビゲーションプラットフォームのコマンドを実行するタスクの設定をバックアップしてください。
(2) バージョンアップ前の環境のアンセットアップ手順
バージョンアップ対象の製品のマニュアルを参照して,アンセットアップします。
(3) バージョンアップ前の環境のアンインストール
アンセットアップが完了した環境で次の手順を実施してください。
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バージョンアップ対象の製品のマニュアルを参照して,アンインストールします。
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OSを再起動します。
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ナビゲーション プラットフォーム インストールディレクトリに必要なログファイルなどが残っている場合は,削除する前にバックアップを取得します。
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次のフォルダを削除します。
ナビゲーション プラットフォーム インストールディレクトリ
(4) JP1/Baseのバージョンアップ
JP1/Baseがセットアップされている環境の場合,次の手順を実施してください。
- メモ
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手順内のJP1/Baseの操作については,マニュアル「JP1/Base運用ガイド」を参照してください。また,手順内のプロパティについては,バージョンアップ対象の製品のマニュアルを参照してください。
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JP1/Baseをバージョンアップします。
JP1/Baseのバージョンアップ後は,必要に応じてJP1/Base関連のサービスの起動または再起動を実施してください。
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バージョンアップ前のJP1/BaseがJP1/Base 11-00より前のバージョンの場合,JP1/Baseで設定しているJP1権限レベルを次のように変更します。
変更前
変更後
JP1_IMNP_Admin
HNP_Admin
JP1_IMNP_Editor
HNP_Editor
JP1_IMNP_User
HNP_User
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バージョンアップ前のJP1/BaseがJP1/Base 12-50より前のバージョンの場合,JP1/Baseをバージョンアップせずに使用するときは,JP1/Baseで設定しているコンテンツ作成者用のJP1権限レベル(HNP_Creator)を追加します。
JP1/Baseのユーザー権限レベルファイルの定義内容を,次の表に示すように変更し,jbsaclreloadコマンドを実行します。
ファイルのパス
ファイル名
変更する項目
変更する定義内容
%ProgramFiles(x86)%\Hitachi\JP1Base\conf\user_acl
JP1_AccessLevel
; for Hitachi Navigation Platform
HNP_Admin:HNP_CONTENTS:Refer,Update,Create,Admin
HNP_Creator:HNP_CONTENTS:Refer,Update,Create
HNP_Editor:HNP_CONTENTS:Refer,Update
HNP_User:HNP_CONTENTS:Refer
jbsaclreloadコマンドの使用方法については,JP1/Baseのマニュアルを参照してください。
(5) JP1/AOのバージョンアップ
JP1/AOと連携している環境の場合,次の手順を実施してください。
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JP1/AOをバージョンアップします。
JP1/AOのバージョンアップ手順については,JP1/AOのマニュアルを参照してください。JP1/AOのバージョンアップ後は,必要に応じてJP1/AO関連のサービスを起動または再起動してください。
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JP1/AOのサービス実行プラグインを使用している場合,ucnp.base.client.jp1ao.submittask.passwordfile.pathプロパティで指定したディレクトリを削除します。
(6) Eclipseのバージョンアップ
次の手順は,開発環境のバージョンアップの場合に実施してください。
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バージョンアップ前にインストールしていたEclipseの設定をバックアップします。
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バージョンアップ前にインストールしていたEclipseをアンインストールします。
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新しいEclipseをセットアップします。
Eclipseのセットアップについては,マニュアル「ナビゲーション プラットフォーム 開発ガイド」を参照してください。
(7) ナビゲーション プラットフォームのインストール
インストール手順については,「3.5.2 新規インストール手順」を参照してください。
(8) ユーザセットアッププロパティファイルの見直し
バージョンアップ後のユーザセットアッププロパティファイル(ucnp_setup_user.properties)のサンプルファイルをコピーして,必要に応じて設定内容を変更します。サンプルファイルの格納場所とコピー先については,「8.3.2 ユーザセットアッププロパティファイルの格納先」を参照してください。
バージョンアップ前とバージョンアップ後では,利用できるプロパティに違いがあり,デフォルト値が変更になっているプロパティもあります。そのため,バックアップしたユーザセットアッププロパティファイルは使用しないでください。バージョンアップ前とバージョンアップ後のプロパティの違いの詳細については,「付録D バージョンアップ時に確認が必要なプロパティ一覧」を参照してください。
(9) ナビゲーション プラットフォームのセットアップ
セットアップ手順については,「4. ナビゲーション プラットフォームのセットアップ」を参照してください。
(10) データベースの拡張
バックアップの手順の際に確認したデータベースの拡張回数分だけ,npextendrdarea コマンド(データベースの拡張)を使ってデータベースを拡張します。
(11) バージョンアップ対象データのリストア
「(1) バージョンアップ対象データのバックアップ手順」でバックアップしたデータを,バージョンアップ後のナビゲーション プラットフォームにコピーすることで,バージョンアップ前の環境をリストアします。
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バックアップしたユーザプロパティファイル(ucnp_user.properties)およびサービスプロパティファイル(ucnp_service.ini)を編集します。
バージョンアップ前に利用していたプロパティのうち,バージョンアップ後には利用できないものもあります。バージョンアップ前とバージョンアップ後のプロパティの違いを確認し,プロパティファイルを編集してください。バージョンアップ前とバージョンアップ後のプロパティの違いの詳細については,「付録D バージョンアップ時に確認が必要なプロパティ一覧」を参照してください。
また,パージョンアップ時にインストール先ディレクトリのパスを変更した場合は,パスを含む設定内容を見直してください。
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ダッシュボード機能を利用している場合,ダッシュボード機能を利用するユーザ設定を手動で移行します。(Hitachi Navigation Platform 10-50以降,またはJP1/Navigation Platform 11-50以降かつ12-00以前からバージョンアップする場合だけ)
JP1/Navigation Platform 12-10から,ダッシュボード機能を利用する(ダッシュボード画面へのアクセスを許可する)ユーザの管理方式を変更しているため,ダッシュボード機能のユーザの設定を手動で移行する必要があります。
ナビゲーション プラットフォームにログインできるユーザ,かつダッシュボード画面へのアクセスを許可するユーザのユーザIDの一覧を,ユーザプロパティファイル(ucnp_user.properties)のucnp.base.server.dashboard.auth.useridsプロパティ※に記述してください。
- 注※
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セットアップ直後は次に示す値が設定されています。必要に応じて設定内容を見直してください。
・ユーザ認証がJP1認証(JP1/Baseによるユーザ認証)の場合:user1,jp1admin
・ユーザ認証がJP1認証以外の場合:user1
なお,バージョンアップ前に登録されていたダッシュボード機能を利用するユーザのユーザ名(ユーザID)は,次のファイルに記述されています。
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ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\conf\kibana.htpasswd※
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バックアップディレクトリ\conf\kibana.htpasswd
- 注※
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バージョンアップ後は利用されないため,不要になったら削除してください。
- 注意事項
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ダッシュボード機能を利用しない場合は手順2の実行は不要です。
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メッセージの内容をカスタマイズしている場合,ユーザメッセージプロパティファイルに,表示するメッセージを再設定します。
バックアップしたユーザメッセージプロパティファイルでカスタマイズしているメッセージを,バージョンアップ後のユーザメッセージプロパティファイルに設定してください。
バックアップしたユーザメッセージプロパティファイル
バージョンアップ後のユーザメッセージプロパティファイル
バックアップディレクトリ\conf\ucnp_message_user.properties
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\conf\ucnp_message_user.properties
バックアップディレクトリ\conf\ucnp_message_user_ja.properties
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\conf\ucnp_message_user_ja.properties
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バージョンアップ前にJP1イベントと業務コンテンツを関連づけている場合,バックアップしたJP1イベント関連づけファイルを次のフォルダにコピーしてください。
- コピー元ファイル
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バックアップディレクトリ\conf\ucnp_jp1event_mapping.txt
- コピー先ディレクトリ
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ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\conf
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ナビゲーション プラットフォームを再起動します。
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バックアップしたユーザプラグインをコピーします。
実行環境の場合の手順は,「6.6 開発環境で作成したファイルの適用」を参照してください。ただし,「開発環境から受け取るファイル」については,「(1) バージョンアップ対象データのバックアップ手順」でバックアップしたデータに読み替えてください。
開発環境の場合は,次の表を基に環境を構築し直してください。
取得したファイル
リストア方法
ナビゲーション プラットフォーム インストールディレクトリ\pluginSDK
バックアップしたプラグインを次のディレクトリに上書きコピーしてください。
- コピー元ディレクトリ
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バックアップディレクトリ\pluginSDK\plugin
- コピー先ディレクトリ
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ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\pluginSDK\plugin
コピーしたあとに,マニュアル「ナビゲーション プラットフォーム 開発ガイド」にある,プラグインのビルドの説明を参照してください。
インストールディレクトリが変わっている場合,次のクラスパスを必要に応じて変更してください。
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ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\lib\ucnppluginif.jar
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ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\syslib\ucnpsys.jar
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ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\lib\ucnpclasses.jar
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ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\PP\uCPSB\CC\client\lib\j2ee-javax.jar
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\usrlib\sys
マニュアル「ナビゲーション プラットフォーム 開発ガイド」にある,ライブラリの追加の説明を参照してください。
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\PP\uCPSB\CC\server\usrconf\ejb\uCNP_J2EE\usrconf.properties
マニュアル「ナビゲーション プラットフォーム 開発ガイド」にある,J2EEサーバの設定項目の変更についての説明を参照してください。
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\PP\uCPSB\CC¥server\usrconf\ejb\uCNP_J2EE\usrconf.cfg
リソースアダプタの設定ファイル(Connector属性ファイル)
マニュアル「ナビゲーション プラットフォーム 開発ガイド」にある,データベースとの接続処理の追加の説明を参照してください。
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バックアップした静的ファイルを次のフォルダにコピーします。
ナビゲーション プラットフォーム インストールディレクトリ\PP\uCPSB\httpsd\htdocs
コピー先のhtdocsフォルダ直下にあるucnpフォルダは,上書きしないでください。
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次のとおりコマンドを実行して,業務コンテンツをインポートします。
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\bin\npimport -d バックアップ用フォルダ\contents\backupcontents.zip
- 注意事項
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JP1/Navigation Platform 12-50より前のバージョンからバージョンアップする場合,業務コンテンツが所属するグループ名に「\」の文字が含まれるときは,グループ名が変更されます。JP1/Navigation Platform 12-50以降では,業務コンテンツが所属するグループ名に含まれる「\」は,グループ階層の区切り文字として使用されるため,グループ名に含まれる「\」の文字は「\\」に変換してインポートされます(表示上の変化はありません)。
なお,npimportコマンド(業務コンテンツのインポート)がエラー終了し,KDCZ10382-Eメッセージが出力され,かつメッセージ内のアクセス権グループの名称が「Standard access permissions」と一致する場合は,「(16) npimportコマンド(業務コンテンツのインポート)でエラー終了した場合」の手順を実施してください。
(12) 操作ログのリストア
この手順は,操作ログ機能を有効にしている場合に実施してください。手順内の操作ログの格納フォルダは,ユーザプロパティファイル(ucnp_user.properties)のucnp.base.server.operationlog.pathプロパティで変更できます。適宜読み替えてください。
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ナビゲーション プラットフォームを停止します。
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操作ログの格納フォルダ内のファイルをすべて削除します。
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操作ログをコピーします。
操作ログの名称を変更したあと,次のとおりコピーしてください。
- コピー元
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バックアップ用フォルダ以下の操作ログ
- コピー先
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ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\operationlogs
操作ログをコピーしたあと,サービスプロパティファイル(ucnp_service.ini)に設定した時刻を過ぎるまで,レポーティング画面に解析結果は表示されません。
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ナビゲーション プラットフォームを起動します。
(13) 検索用データの更新
検索用データを更新します。検索機能を有効にしていて,サービスプロパティファイルで検索用データの更新間隔を設定していない場合は,npupdatesearchdataコマンド(検索用データの更新)を実行して検索用データを更新してください。
(14) ダッシュボードサーバのメモリ容量の再設定
ダッシュボード機能を利用している場合は,この手順を実施してください。
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次のファイルをテキストエディタで開く。
バックアップディレクトリ\opensearch\config\jvm.options.npsettings.txt
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メモリサイズを確認する。
-XmsNNNNm(「NNNN」の部分は数値):最小サイズ(単位:MB)
-XmxNNNNm(「NNNN」の部分は数値):最大サイズ(単位:MB)
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手順2.で確認したメモリサイズを指定して,次のコマンドを実行する。
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\bin\npdashboardsetstoragememory 最小サイズ 最大サイズ
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ダッシュボードサーバを起動する。
(15) タスクのリストア
ナビゲーション プラットフォームのコマンドを実行するタスクを作成している場合は,この手順を実施してください。
次のフォルダからナビゲーションプラットフォームのコマンドを実行するタスクの設定をリストアしてください。
バックアップディレクトリ\task
(16) npimportコマンド(業務コンテンツのインポート)でエラー終了した場合
npimportコマンド(業務コンテンツのインポート)がエラー終了し,KDCZ10382-Eメッセージが出力され,かつメッセージ内のアクセス権グループの名称が「Standard access permissions」と一致する場合は,次の手順を実施してください。
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ユーザプロパティファイル(ucnp_user.properties)のucnp.base.server.acl.defaultacl.name.japaneseonlyにtrueを指定します。
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ナビゲーション プラットフォームを再起動します。
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次のとおりコマンドを実行して,業務コンテンツを再度インポートします。
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\bin\npimport -d バックアップ用フォルダ\contents\backupcontents.zip
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アクセス権グループの名称を変更します。
システム管理者権限でナビゲーション プラットフォームにログインし,アクセス権グループ「Standard access permissions」の名称を,「標準アクセス権限」および「Standard access permissions」以外の名称に変更します。アクセス権グループの名称を変更する方法については,「6.2 業務コンテンツへのアクセス権の設定(ディレクトリサーバによるユーザ認証を利用している場合)」を参照してください。
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ユーザプロパティファイル(ucnp_user.properties)のucnp.base.server.acl.defaultacl.name.japaneseonlyにfalseを指定します。
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ナビゲーション プラットフォームを再起動します。