5.3.3 データベースの再編成
業務コンテンツの追加や削除を繰り返すと,データベースへのアクセス効率や格納効率が低下することがあります。この問題は,定期的にnpreorgコマンド(データベース再編成)を実行することで軽減できます。npreorgコマンドは,6か月に1回を目安に実施することを推奨します。コマンドの使用方法については,「9.14 npreorgコマンド(データベース再編成)」を参照してください。
データベースを再編成する手順を次に示します。
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npstopコマンド(停止)を実行,またはNavigation Platform Start Service サービスの状態を「停止」にしてシステムを停止します。
- コマンドのパス
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ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\bin\npstop
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ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリに3.0GB以上の空きがあることを確認します。
空き容量が不足していると,コマンドが異常終了します。必ず事前に空き容量を確認して,空き容量が不足している場合は,データを整理して空き容量を増やすなどの対処をしてください。
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npreorgコマンド(データベース再編成)でデータベースを再編成します。
- コマンドのパス
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ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\bin\npreorg
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npstartコマンド(起動)を実行,またはNavigation Platform Start Serviceサービスの状態を「開始」にしてシステムを起動します。
- コマンドのパス
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ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\bin\npstart
- 重要
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npreorgコマンド(データベース再編成)が異常終了した場合は,ほかの操作をする前に再度npreorgコマンド(データベース再編成)を実行してください。ほかの操作をしてしまうと,データベースの状態が不正になるおそれがあります。詳細を次に示します。
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KDCZ70004-Iのメッセージが表示されている間は,npreorgコマンド(データベース再編成)を強制的に終了しないでください。
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npreorgコマンド(データベース再編成)終了時にKDCZ78001-E,KDCZ78002-E,またはKDCZ78003-Eのメッセージが表示された場合は,ほかの操作をする前に再度npreorgコマンド(データベース再編成)コマンドを実行してください。
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- ヒント
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データベース運用の際に,考慮するとよい点を次に示します。
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データベースの再編成は,定期的に実施することが大切です。Windowsのタスクスケジューラ機能などを利用して,データベースの再編成に必要なコマンドがまとめて自動実行されるようにしておくと便利です。
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データベースの再編成には時間が掛かることがあります。業務コンテンツの利用率が低い時間帯にシステムを停止するようにして,業務コンテンツの利用者にはシステムが停止することを事前に通知しておきましょう。
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